絶景の野坂岳(913m)
今日も好天の予報なので、久々に嶺南の山へ。
野坂岳

西方ヶ岳(764m)、岩籠山(765m)と合わせて敦賀三山と呼ばれ、地元では野坂山とも呼ばれる。
過去4回登拝しているが、一番最後に登ったのは4年前と随分ご無沙汰。
登山口のあるいこいの森へ。

桜は散り始めていたが、まだまだ見頃だった。
桜のトンネルを通って登山口へ。

9:40 いこいの森駐車場(標高約193m)

駐車場は盛況で、かろうじて停めることができた。
9:45 野坂岳登山口(標高約190m)

標準CTは2時間30分で、これまでほぼCT以内で登っているが、

亀足が進んでいるので目標CTを3時間に設定するが果たして…
序盤はいやらしい傾斜を登っていく。

イカリソウ(碇草)

メギ科イカリソウ属 の多年草。白花が多い嶺北と異なり、嶺南では紫がほとんど。
ミヤマカタバミ(深山片喰)

カタバミ科カタバミ属の多年草。
早朝から登られていたハイカーと続々とすれ違う。

ニリンソウの葉は見かけたが、花は見つけることができなかった。

沢沿いをよたよた登っていく。

10:35 トチノキ(橡の木)地蔵(標高約362m)

ここまで50分。4年前が42分だったのでまずまず。
お地蔵様にハイクの無事を祈願する。

11:07 テレビ塔コース合流点(標高約550m・山頂まで2km)

途中穂高さんらしき方とすれ違う。
11:09 夏道・冬道分岐2

ここからは何度か夏道と冬道が交錯しながら登っていく。
山頂に居た方の話では、冬道が元々の登山道で、夏道は後年ハイキング用に造られたものだそうだ。
冬道の方が距離が短いが直登するので、もちろん夏道へ(笑)

11:25 行者岩分岐

一度行っているのでパス。
11:36 一の岳(標高約690m)

ここまで1時間51分で、前回(1h33m)より18分遅れ。
誰もおらず、ここで小休止。
眼下には敦賀市街や敦賀湾が広がる。

お~ あれは白山!

白山を遥拝し、ちょっぴり体力も回復(笑)
一の岳から先は稜線歩きとなる(11:43)

ここまで30人近いハイカーとすれ違う。

もっとも10人以上に道を譲ってますが…
そろそろ二の岳だと思ったが、もう少し先でした。

12:12 二の岳(標高約822m)

芽吹く前のブナ林も晴天なのでキレイ。

12:28 三の岳(標高約877m)

避難小屋が見えてきて、山頂に向かう最後の登り。

群生地のカタクリは新芽ばかり。

登山道脇にあった残雪。

登山道上には全くありません。
12:37 野坂岳避難小屋(標高約906m)

小屋内には誰もおらず、権現様に参拝して山頂に向かう。

12:38 野坂岳山頂(標高913m)

タイムは2時間53分と目標CT通り。
登頂記念の三角点(一等・野坂岳)タッチ。

遠方はやや霞んでいるが、澄み切った青空が広がる。

山頂からも純白の白山(2702m)を遥拝。

みなさん絶景を満喫しながら、休憩されていた。

私も食事にしよう。

今日の山めしはお揚げたっぷりの鍋焼きうどん。

今日は大人しく?1玉です(笑)
若狭湾の先には若狭富士の青葉山(693m)や丹後半島も望めた。

随分ご無沙汰なので近いうちに登ろうかな?
南側には琵琶湖も望める。

日本海と琵琶湖と白山が同時に見られる山って、そうそうないだろう。
近江最高峰の伊吹山(1377m)

昨年登った金糞岳(1317m)

伊吹山にはほとんど残雪がないのに、こちらは少し残っていた。
越美国境の山々はまだだいぶ白い。

彼方には笈ヶ岳(1841m)や大笠山(1821m)も望めた。

この男性はアマチュア無線をされていた。

絶景を満喫し、名残惜しいが下山開始(13:30)

見落とした花を見つけるべく、ゆっくり降りていく。

お目当ての1つのイワウチワは、葉は見かけたが花は見つけられなかった。残念。
気持ちいいな~

14:03 一の岳(標高約690m)

下りは冬道(旧道)へ。

夏道より急坂なので転倒に注意。
朝は眠そうだったカタバミたちも目覚めていた。

14:18 テレビ塔コース分岐点(標高約550m・登山口まで1.5km)

キブシ(木五倍子)

キブシ科キブシ属の落葉低木。
14:33 トチノキ(橡の木)地蔵(標高約362m)

立ったまま小休止。
15:03 野坂岳登山口(標高約190m)

下りは1時間33分。
おやつのポーク丼(335円)を食べた後、帰路につく。

遠方はやや霞んでいたが、過去最高のお天気で眺望を満喫することができて大満足。
やっぱり、山っていいね!
野坂岳(913m)
標高差723m
登り 2時間53分、下り 1時間33分、TOTAL 5時間18分
今年1回目・通算5回目
出会った人 50人ぐらい 出会った動物 なし
2019年:14座目
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