9:30登山開始と遅い出発,コースタイム8時間半超であるから,日没前に下山すべく2時間巻きのペースで登山。かなり疲弊したが,やってみたらできるもので,16:30前に下山できた。午前は曇り,午後は快晴という天気予報を信じて登り,ちょうど山頂で晴れ,下山時は眺望が開けた。この日は完全に賭けに勝った。穏やかな山容に走る美しいトレイルが特徴的。湿原が広がるところは西吾妻山にも似る。
往路は前日の雨のためぬかるんでいた。新品の登山靴が泥まみれに。
雪国まいたけの本社所在地なだけあって,きのこが豊富な山だった。
白樺の森が美しい。
往路はこのように終始烟っていた。幻想的で雰囲気はあったが眺望は望めず。
おにぎりをあげると代わりに荷物を背負ってくれる妖怪こと「異獣」。
前巻機の手前は階段が並ぶ。整備が行き届いている。
なんと令和6年施工。
前巻機山頂。ニセ巻機の名の通り,遠方から見るとこちらが巻機山の山頂にしか見えない。なお,YAMAPの山頂表示はかなりずれていて,この写真の位置が正しい。
ここからが小さい湿原。木道が水没している。
真の山頂が見えてきた。
山頂の標識があるが,ここは最高地点ではない。山頂標識の場所自体は笹に囲まれていて,特に何も無い。
牛ヶ岳の山頂の少し先の展望所。ちょうどここに着いた頃から雲が散り始めた。眼前には雄大な八海山が広がる。
牛ヶ岳山頂から望む稜線。笹薮を貫くトレイルが美しい。
牛ヶ岳からの割引岳。
牛ヶ岳山頂から,奥利根湖・至仏山方面の眺望。
登山道から外れた場所にある孤立した池。ゲームだったら確実に宝箱がある。
巻機山の真の山頂。標柱はなくケルンが積まれているのみ。
この活動日記で通ったコース
巻機山(桜坂駐車場)<井戸尾根コース>
- 08:42
- 12.1 km
- 1487 m
- コース定数 35
巻機山登山口には駐車場があるが、その手前には清水バス停があり、公共交通利用の場合はそちらが起点となる。清水バス停から巻機山登山口までは徒歩40分を要する。前衛峰となる前巻機(ニセ巻機)を越えると、山頂にかけて高層湿原の広がるなだらかな尾根になる。