米Googleは現地時間2012年3月20日、同社のWebメールサービス「Gmail」において、迷惑メールに振り分けられたメッセージの判断理由を確認できる機能を導入したと発表した。
「Spam(迷惑メール)」ラベル内のメッセージを開くと、各メッセージの上部に理由が表示される。「ウイルスあるいは不正リンクが含まれている可能性がある」「以前、[email protected](発信者アドレス)のメッセージに迷惑メールマークを付けたことがある」など、短い説明文が掲載され、「Learn more(詳細)」リンクをクリックすると、ヘルプセンターの「Why messages are marked as Spam(迷惑メールとして処理される理由)」ページに移動する。
判断理由としては、フィッシング詐欺が疑われる、発信元が実際の送信者か確認できない、迷惑メールとして報告したことがある、組織の管理者がポリシーを設定している、自動検出機能が不審メールとの類似点を確認した、などがある。
Googleは、ユーザーが詐欺などの悪質メッセージについて学習するのにこの機能を役立ててもらいたいとしている。
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