村上総務相“一部サイトにセキュリティー上の不備”再発防止へ

総務省の一部ウェブサイトにセキュリティー上の不備があった問題について、村上総務大臣は閣議のあとの会見で、今後は管理を徹底し、再発防止に努める考えを示しました。

総務省などの一部のウェブサイトについて先月、外部からセキュリティー対策が不十分で第三者が不正利用できる状態になっていると指摘があり、総務省はドメインの管理に不備があったとして修正を行いました。

これについて村上総務大臣は14日の閣議のあとの記者会見で「サイトが実際に不正利用された事実は把握していない。総務省では自治体などに対してドメイン管理の注意喚起を行ってきた中で、このような事案が生じたことは誠に遺憾だ」と述べました。

そのうえで、今後は、ウェブサイトのドメイン管理を徹底し、再発防止に努める考えを示しました。

同様の不備は、ほかの5つの省庁のウェブサイトでも見つかっていて、監督するデジタル庁は、ガイドラインの改訂などを含め再発防止策を検討するとしています。