AIの半導体開発やデータセンター整備など 日本企業3社が協業へ

AI=人工知能をめぐる開発が世界で加速する中、半導体メーカーの「ラピダス」など日本の企業3社が、AIの情報処理を担う半導体の開発やデータセンターの整備などで協業していくことで基本合意したと発表しました。

基本合意したのは、
▽半導体メーカーの「ラピダス」と
▽AI向けの半導体の設計を手がける「プリファードネットワークス」
それに、
▽データセンターなどを運営する「さくらインターネット」です。

3社は、AIの情報処理を担う半導体の設計や製造、それにデータセンターの整備などで協業していくとしています。

AI=人工知能の普及に伴って、半導体やデータセンターの需要が拡大する一方、国際情勢の変化に伴う半導体の供給リスクや電力不足の懸念が高まっています。

3社は、高い情報処理能力を持つ半導体の開発や、省電力のデータセンターの整備など、各社の強みを生かして協業するとしています。

AIビジネスを支える半導体やデータセンターは、アメリカを中心に海外勢が先行していて、今回の協業が日本の競争力強化につながるか注目されます。