イスラエル軍とヒズボラの戦闘をめぐっては先月27日に停戦が発効し、双方は激しい戦闘を続けてきたレバノン南部から今後、撤退することになっています。
こうした中、イスラエル軍は先月30日もヒズボラ側が武器を移動させようとしたり拠点に近づいたりするといった違反行為があったと主張し、空爆を行いました。
イスラエル軍がヒズボラの合意違反を主張して空爆を行うのはこれで3日連続です。
また、イスラエル軍は依然、レバノン南部を占拠していて、新たに現地時間の1日朝までレバノン南部での住民の移動を禁止すると通告しました。
一方、レバノン保健省は30日、イスラエル軍の攻撃で子どもを含む3人がけがをしたと発表しました。
レバノン情勢をめぐって、アメリカ中央軍は、停戦合意の履行を監視する委員会の共同委員長として高官をレバノンに派遣したと発表していて、今後、合意が順守されるかが焦点です。
イスラエル軍 ヒズボラとの停戦発効後も攻撃続ける
イスラエル軍は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐる停戦が発効したあとも、違反があったとしてヒズボラへの攻撃を続けています。
レバノン側はイスラエル軍の攻撃で子どもを含む3人がけがをしたと発表していて、合意が順守されるかが焦点です。