米連邦議会選挙 上院は共和党が多数派奪還

アメリカでは、大統領選挙にあわせて連邦議会の選挙も行われ、ABCテレビは共和党が上院で多数派を奪還することが確実になったと伝えました。

連邦議会の上下両院の選挙は、大統領選挙にあわせて5日に投票が行われ、このうち上院では定数100議席のうちおよそ3分の1にあたる34議席が、下院では435議席すべてが改選されます。

ABCテレビによりますと、上院では共和党が多数派を奪還することが確実となりました。

バイデン政権下では、2年前に行われた中間選挙で、共和党が下院の多数派を奪還し、大統領の政党と議会の多数派の政党が異なるいわゆる「ねじれ」の状態となったことから、法案や予算案の調整に時間がかかる場面も見られました。

今回の大統領選挙と連邦議会の選挙を受けて「ねじれ」の状態が解消されるのかが焦点です。