衆議院選挙で議席を選挙前の98から148へと大幅に増やした立憲民主党は28日午前、党本部で執行役員会を開きました。
この中では、今回の選挙について、自民党の政治とカネをめぐる問題に焦点をあて、政治改革を訴えたことが支持の広がりにつながったといった意見が出されました。
そのうえで自民・公明両党の議席が過半数を下回ったことを踏まえ、野党第一党として、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での野田代表への投票の協力などを、ほかの野党に呼びかけていく方針を確認しました。
立民 首相指名選挙で野田代表への投票協力 野党に呼びかけ方針
衆議院選挙を受けて立憲民主党は執行役員会を開き、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での野田代表への投票の協力をはじめさまざまな連携を、ほかの野党に呼びかけていく方針を確認しました。
役員会のあと小川幹事長は記者団に対し「極めて重要な意思決定であり、各党に対して謙虚に、丁寧に、真摯(しんし)に呼びかけを行っていく。必ずしも首班指名だけに限定したものではなく、さまざまな連携や協力の可能性について呼びかける」と述べました。