これは、ウーバーが8日、イギリスのロンドンで開いたイベントに合わせて発表したものです。
これまで環境負荷が低い車を呼ぶことができる「ウーバーグリーン」というサービスがありましたが、EV以外にも、ハイブリッド車が配車されることもありました。
会社では、配車に必要な十分な数のEVが確保できたとしてEVに限定して配車を行うサービスを導入するとしています。
ロサンゼルスやニューヨーク、サンフランシスコなど40以上の都市で始めるとしています。
日本への導入時期は未定です。
会社は配車からの温室効果ガスなどを2040年までにゼロにする目標を掲げており、EV限定のサービスを始めることでこの目標実現に近づけるねらいです。
ウーバーのダラ・コスロシャヒCEOは、イベントで、「人々がオール電化の未来に背を向けるなか、わが社は突き進んでいる。もっと手頃な価格のEVが必要であり、強力な義務化が必要だ」と話していました。
ウーバー“EV限定の配車サービス 世界40以上の都市で始める”
アメリカの配車大手ウーバーは、EV=電気自動車に限定した配車サービスを世界の40以上の都市で始めると発表しました。温室効果ガスの排出を一段と削減するねらいです。