メタは7月31日、ことし4月から6月までの3か月間の決算を発表しました。
それによりますと、売り上げはネット広告の収入が伸びたことから前の年の同じ時期と比べて22%増加して390億7100万ドル、日本円でおよそ5兆8600億円でした。
最終的な利益は前の年の同じ時期と比べて73%増加して134億6500万ドル、日本円でおよそ2兆200億円と増収増益となりました。
この会社が展開するフェイスブックやインスタグラム、スレッズなどのSNSを利用している人の数はことし6月に1日当たり32億7000万人と1年前と比べて7%増加したということです。
オープンAIやグーグルなどアメリカのIT企業の間で生成AIの開発競争が激しくなる中、この会社も生成AIの基盤となる技術「Llama3」の最新モデルをオープンソースで公開し、展開するSNSでの活用を進めるなど生成AIに力を入れていて、今後の業績への影響に関心が集まっています。
メタ 6月までの3か月決算 増収増益 ネット広告収入伸びるなど
アメリカのIT大手、旧フェイスブックのメタは、ことし6月までの3か月間の決算を発表し、ネット広告の売り上げが伸びたことなどから増収増益となりました。