「被災者生活再建支援法」は、災害で住宅が全壊したり、半壊したりした場合に1世帯あたり最大300万円の支援金を支給するという法律で、1つの県で100世帯以上の住宅が全壊した場合などに適用されます。
県内では被害認定の調査はまだ行われていませんが、現在、報告されている被害状況が基準を大幅に超えていることから、石川県は県内全域での適用を決めたということです。
これにより、
▽全壊の世帯や住宅をやむをえず解体した世帯には最大300万円
▽大規模半壊では最大250万円
▽中規模半壊では最大100万円
の支援金が支給されることになります。
支給を受けるには、り災証明書など必要書類を用意して、それぞれの市や町の窓口に申請する必要があります。
また、石川県は、半壊の世帯が住宅を再建する際は、県独自の支援金として100万円を支給することにしています。

石川県 県内全域に「被災者生活再建支援法」適用へ
能登半島地震で甚大な住宅被害が報告されていることから、石川県は住宅の再建費用などが支給される「被災者生活再建支援法」を県内全域に適用することを決めました。