“Not go toキャンペーン” 都医師会長が「飲み会控えて」
東京都医師会の尾崎治夫会長は自身のフェイスブックで「Not go toキャンペーン」と題した提案を行い、都内での新型コロナウイルスの最近の感染者の状況について「第2波かもしれない」として今月中の飲み会や会食を控えるよう呼びかけています。
尾崎会長は14日夜、自身のフェイスブックに「第2波かもしれない現状に対して東京都医師会長からのお願い」として投稿を行いました。
この中で「接待を伴う飲食店での感染は言うまでもなく、仲間内の飲み会、会食での感染例も、唾液による飛沫感染が起きていると考えられます。最近では、若者だけでなく40代50代の方も増えています」と最近の感染者の状況を伝えています。
そのうえで「アルコールが入って気が大きくなって、大声を出して語り合う。さらに唾液が飛び交います。危ないですね。仕事の帰りに一杯。そこに無症状で感染している人や、ちょっと具合は悪いけど我慢して、飲めば治っちゃうなんていう人がいたら、4日後には、あなたがうつす側に回るかもしれません。市中感染が広がっていることが否定できない今、都心で生活している人、全ての人に飲食を通じて、感染が起きるかもしれません。危ない行為は避けましょう」と呼びかけています。
そして「Not go toキャンペーン。7月中の飲み会・会食は控えましょう。都内はもちろん、都外でも。行くのであれば、ガイドラインを順守したお店。しかも少人数で。第一波の時のように、連休中の気の緩みを再び繰り返してはいけないと思います」とつづり、警戒を呼びかけています。
都医師会長「今月中は飲み会やめること考えて」
東京都が都内の感染状況について、4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げたことについて、東京都医師会の尾崎治夫会長はNHKの電話インタビューで、「アルコールが入る飲食の場で感染が広がっているのは事実で、少なくとも今月中は飲み会や会食はやめることを考えてほしい」と述べました。
この中で、尾崎会長は現在の感染状況について「新宿や池袋といった夜の繁華街だけの問題ではなく、市中での感染が広がっているのは確かだ。このまま有効な対策がとれずに、どんどん増えていくとかなりのところに広がる」と危機感を示しました。
そのうえで「アルコールが入る飲食の場で感染が広がっているのは事実で、少なくとも今月中は飲み会や会食はやめることを考えてほしい。密接、密閉した換気の悪い空間で唾液が飛び交うようなところは感染の機会があることがわかってきたので、皆さんが控えていただくしかない」と述べました。
一方で、感染防止のガイドラインについて、飲食店の規模や広さによっては守るのが難しい店もあるとして「こうした店が感染源になってしまうとずっと続いてしまうおそれがある。それぞれの店で感染を防ぐためには実際にどうすればいいのかを行政と商店街などとがコミュニケーションをとっていくべきだ」として、一律のガイドラインではなく、よりきめ細かな対策の必要性を訴えました。
この中で、尾崎会長は現在の感染状況について「新宿や池袋といった夜の繁華街だけの問題ではなく、市中での感染が広がっているのは確かだ。このまま有効な対策がとれずに、どんどん増えていくとかなりのところに広がる」と危機感を示しました。
そのうえで「アルコールが入る飲食の場で感染が広がっているのは事実で、少なくとも今月中は飲み会や会食はやめることを考えてほしい。密接、密閉した換気の悪い空間で唾液が飛び交うようなところは感染の機会があることがわかってきたので、皆さんが控えていただくしかない」と述べました。
一方で、感染防止のガイドラインについて、飲食店の規模や広さによっては守るのが難しい店もあるとして「こうした店が感染源になってしまうとずっと続いてしまうおそれがある。それぞれの店で感染を防ぐためには実際にどうすればいいのかを行政と商店街などとがコミュニケーションをとっていくべきだ」として、一律のガイドラインではなく、よりきめ細かな対策の必要性を訴えました。