欧州の株式市場 大幅な値下がり ミラノは8%超下落
日本時間の9日夕方、週明けの取り引きが始まったヨーロッパの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大によって、北部が事実上、封鎖されたイタリアのミラノ市場で8%を超える下落となるなど、各市場の株価は大幅に値下がりしています。
週明け9日のヨーロッパの株式市場は、イタリア政府が新型コロナウイルスの感染の中心となっている北部の広い範囲で事実上の封鎖に踏み切ったほか、フランスやドイツ、イギリスなど各地で感染者の数がさらに増えたことで、経済に深刻な影響が及ぶとの懸念が強まりました。
この結果、取り引き開始直後から全面安の展開となっています。
移動が制限された地域に含まれるイタリアのミラノ市場では通常どおり取り引きが行われていて、日本時間の午後6時半時点の株価指数は先週末の終値と比べておよそ8.7%の値下がりとなっています。
また、パリ市場ではおよそ5.9%、ロンドン市場とドイツのフランクフルト市場でおよそ5.4%、それぞれ下落しています。
市場関係者は「新型コロナウイルスの影響が深刻になっていることに加えて、サウジアラビアなどとロシアの間で原油の協調減産の協議が決裂したことで産油国の経済に打撃となることへの懸念が強まり、リスクを避けようという動きが一気に強まっている」と話しています。
この結果、取り引き開始直後から全面安の展開となっています。
移動が制限された地域に含まれるイタリアのミラノ市場では通常どおり取り引きが行われていて、日本時間の午後6時半時点の株価指数は先週末の終値と比べておよそ8.7%の値下がりとなっています。
また、パリ市場ではおよそ5.9%、ロンドン市場とドイツのフランクフルト市場でおよそ5.4%、それぞれ下落しています。
市場関係者は「新型コロナウイルスの影響が深刻になっていることに加えて、サウジアラビアなどとロシアの間で原油の協調減産の協議が決裂したことで産油国の経済に打撃となることへの懸念が強まり、リスクを避けようという動きが一気に強まっている」と話しています。