羽田空港 ボージョレ・ヌーボーが到着 来月販売解禁へ

来月販売が解禁されるフランス産ワイン、ボージョレ・ヌーボーを積んだことし最初の航空便が23日朝、羽田空港に到着しました。
輸入元の会社によりますと、飲食店への販売量は去年に比べ、2割弱増える見込みだということです。

ボージョレ・ヌーボーはフランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区でその年に収穫されたぶどうで造るワインで、ことしは来月21日に販売が解禁されます。
このワインを積んだことし最初の航空便が23日午前7時前に羽田空港に到着しました。
到着したワインボトル2640本は、容量や産地が正しく記載されているか税関の検査を受けたあと、輸入元の会社に引き渡されました。
会社によりますと、新型コロナの5類移行から1年以上が経過し業務用の市場が回復していて、飲食店への販売量は去年に比べ、2割弱増える見込みだということです。
また、小売店などに参考で提示する販売価格は、円安などの影響があるものの市場が回復しているため去年と同じだということです。
輸入元のサントリーの吉雄敬子ワイン本部長は「穏やかな天候でいいぶどうがとれた。フレッシュで果実味があり、口の中ではじけるような味わいを楽しんでほしい」と話しています。