斑鳩町の図書館にサイバー攻撃 ランサムウエアに感染

斑鳩町は、町立図書館のシステムが「ランサムウエア」と呼ばれる身代金要求型のコンピューターウイルスに感染したと発表しました。

町の教育委員会によりますと、町では町立図書館のシステムを更新する予定で、先月(9月)上旬から作業を進めていましたが、先月30日、突然、サーバーへの接続ができなくなり、管理を委託している事業者が調査したところ、データが暗号化されるなどしていて、身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染していることが確認されたということです。
サーバーには、図書館を利用している人の名前や住所などおよそ2万2000人分の個人情報が含まれているということですが、これまでのところ、情報の流出や金銭の要求は確認されていないということです。
町の教育委員会は「原因究明と被害範囲の特定を進めるとともに、再発防止とシステムの復旧に取り組みます」とコメントしています。