三次 米カーター元大統領の100歳を祝う催し
アメリカのカーター元大統領が先月、100歳の誕生日を迎えたことを祝う催しが、元大統領と交流がある三次市で開かれました。
三次市は、34年前の平成2年に合併前の旧甲奴町をカーター元大統領が訪れたのをきっかけに交流が続いています。
4日、2002年にノーベル平和賞を受賞した元大統領が先月、100歳になったことを祝って地域の人たちで作る実行委員会が「カータースマイルラン」という催しを開き、子どもから80代のお年寄りまでおよそ130人が参加しました。
参加者は「100歳おめでとう」などとお祝いのメッセージを書き込んだゼッケンをつけて会場の「カーター記念球場」をスタートし、笑顔で会場周辺のコースを走ったり歩いたりしました。
参加した地元の女子高校生は「カーターさんは私たちに平和のことを考えさせてくれる偉大な人だと思います。これからも元気で長生きしてもらいたいです」と話していました。
沖田芳之実行委員長は「地域の人から100歳を祝おうと声があがりみんなで検討しました。これからも平和の尊さを感じてもらえるよう努力していきたいです」と話していました。
実行委員会では、イベントを撮影した動画をカーター元大統領の元へ送ることにしています。