総評 | 交通安全で今年話題になったことと言えば、「あおり運転」ですが、その関連の句はあまりなかったようです。また自動運転も長足の進歩を遂げた話題が多かったように思いますが、関連の応募句は少なかったようです。AIや自動運転と交通安全は今後大いに期待される分野だと思います。 |
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家路を急ぐときはとかくアクセルを踏み込み、スピードが上がり気味になるものです。でもその時ハンドルを握る「同じ手」でハグされることを子どもが待っていることを思い出そうよ、と作者は言っています。そうです「同じ手」が事故を起こすこともあれば、子供を抱く幸せをつかむこともあるのです。 自分を待っている我が子のことを思い出せば、必ず事故は防げます。家族ってありがたいですね。
免許書返納の句は毎年たくさん詠まれます。でもそれよりも多く毎日のように高齢者のアクセル踏み間違いによる痛ましい事故のニュースも目にします。あきらかに認知症やその疑いが濃厚な高齢者の人が何故無理な運転をするのでしょうか。幼い我が子を亡くした親御さんの心中を察すると本当にいたたまれなくなります。どうかゴールド免許の高齢者の方、ゴールドのまま免許返納するあなたの「心意気」を期待しています。
ショートメールも出来る、無料電話も出来るLINEはほんとに便利ですね。親しい人とのLINEはもう生活の必需品と言えます。でも運転中のLINEは怖い。本当に見なくてはならない大事な「ライン」が見えなくなり、全く違ったLINEを越えてあなたを地獄へ連れて行きます。便利なものには思わぬ落とし穴があるものです。一瞬の不注意で戻りたくても戻れないLINEを越えないようにしましょう。
応募期間:2018年4月6日~5月6日
応募総数:24,375句
作品選定:一般社団法人 全日本川柳協会、一般社団法人 東京指定自動車教習所協会
なお、『交通安全 川柳コンテスト』作品の著作権は、一般社団法人 東京指定自動車教習所協会に帰属いたします。
また、応募者、受賞者の個人情報及び選考の経過等は公表できませんのでご了承ください。
7月27日(金)、第9回「交通安全」川柳コンテストの授賞式を開催いたしました。
お忙しい中ご列席いただきました受賞者の皆様には、改めて御礼申し上げます。
このたびは、第9回「交通安全」川柳コンテストへ、大変多くのご参加をいただきありがとうございました。
私ども東京指定自動車教習所協会は、教習所業界が運転者教育に携わる者として「安全で快適な交通社会の実現」に役立つ活動をしていることを、広く世間にPRすることが大切であると考えております。
そこで「春の全国交通安全運動」では、広く都民・国民の方々が参加できるイベントを開催しようということで、このコンテストが企画されました。
本コンテストは今年で第9回となります。団体のご応募は28団体4,710句、総数では24,375句のご応募をいただきました。
応募いただいた句は、いずれもが、交通安全に深い関心を寄せられているものばかりで、素晴らしいものでした。関係者一同、感謝の念に堪えません。
指定自動車教習所は初心者教育機関として、また、地域の交通安全教育センターとして社会の交通安全に貢献していくため、今後とも努力してまいります。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
東京で免許を取るなら 東京の指定自動車教習所へ