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朝鮮学校121人動員 金正恩に忠誠「最後まで従う」
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北朝鮮で昨年12月31日に開かれた「学生少年の2014年迎春公演」に日本から朝鮮学校の生徒ら121人が動員され、「金正恩元帥さまに最後まで従う」と忠誠を誓っていたことが、国営テレビの映像や関係者の話で分かった。
12、13年初めの公演に続く動員で、金正恩第1書記の「唯一指導」と個人崇拝に取り込まれていることを示しており、日本国内の朝鮮学校に対する各自治体の補助金支給の是非をめぐる議論が再燃しそうだ。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らによると、東京や大阪の朝鮮初・中級(小中)学校の児童や生徒と、校長ら引率の職員を合わせ、過去最大規模の128人が昨年12月5日から今月10日に訪朝した。
朝鮮中央テレビの映像では、生徒らが「私の祖国は金正恩元帥さまだけだ」とたたえる歌舞を披露。「私たちの学校、(朝鮮)総連を守ってくださる金元帥さまがいらっしゃれば怖くない。元帥さまだけを最後まで信じて従う愛国の柱に強く育ちます」と誓った。
生徒らの公演参加をめぐっては、大阪府が教員ぐるみの動員を問題視し、12年に朝鮮学校への補助金支給を中止。東京都も金日成、正日父子への礼賛教育などを理由に昨秋、補助金打ち切りを発表した。