NHK紅白〝地獄騒動〟で園子温監督が声明 星野源の曲変更めぐり「私の性加害疑惑が今も残存しているかのような情報発信が…」
NHK紅白歌合戦に出場する星野源の歌唱曲の変更をめぐって、映画監督の園子温氏が28日、自身の公式サイトを更新し、声明を発表した。
NHKは当初、星野の歌唱曲について「地獄でなぜ悪い」と発表した。しかし、この曲が、性加害疑惑を報じられた園監督の同名映画の主題歌であったことなどから批判の声が上がり、26日になって曲目を「ばらばら」に変更。「アーティストはもちろん、NHKも性加害は決して許さないという姿勢であることは言うまでもありません」と表明したのだ。
園監督の声明はこうした動きに対してのもの。園監督は「「一部の報道等におきまして、紅白歌合戦における星野源氏の曲目変更に関連して、私に関する性加害疑惑が今も残存しているかのような情報発信がなされておりますが、上記疑惑を発信した週刊女性に対しては、過日のご報告のとおり、同社を刊行する主婦と生活社を被告として訴訟提起をし、すでに同社との間で裁判上の和解が成立し、同社における関連するインターネット記事の削除がされております」と説明。
その上で「私においては、上記の解決を待ちまして、改めてこれまでの一連の報道について私の口から直接詳しくご説明を行いたいと考えております」としたうえで「この度は多大なるご心配やご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」としている。