名球会の先発マスクを被りチームを指揮した古田敦也氏(59)が、日本プロ野球選手会会長時代に対立した故渡辺恒雄氏について言及した。
2004年の球界再編から20年の節目を迎え、17日には東京都内でシンポジウムに参加。当時巨人オーナーだった渡辺氏の「たかが選手が」発言について、「記事的に大きくなって、ファンの皆さんが来年からプロ野球はどうなるんだろうと、真剣に考えてくれるようになった出来事」などと振り返っていた。それからわずか2日後の訃報となったが、この日は「会ったことも話したこともないので、コメントのしようがないですね。以上です」と多くを語らなかった。