個人事業主が弥生のサービスを活用しながら会社設立を実現!
株式会社むぎままDIY
ハンドメイド作家兼動画クリエーターとしてSNSやオンラインサロンで活躍中のむぎままさん。2024年に株式会社むぎままDIYを設立し、自宅で稼げる女性を増やすための事業を拡大している。むぎままさんに、会社を設立した背景や「弥生のかんたん会社設立」を使った登記書類作成について伺った。
3人の子を育てながらSNS総フォロワー数110万人のインフルエンサーに。自宅で稼げる女性を増やすために株式会社の設立を決意
SNS総フォロワー数110万人(2024年4月時点)のハンドメイド作家兼動画クリエーター、むぎままさん。服飾系の高校と専門学校で身に付けた裁縫のスキルと、アパレルメーカーで得た販売のスキルを活かし、結婚後はハンドメイド作家としての個人活動を開始。子供服や体操着入れ、コップ入れといった布製グッズのほか、アクセサリー、ポーチなどを制作して販売していた。
その傍ら、むぎままさんが始めたのはSNS活動だ。各グッズの簡単な作り方を徹底的に研究して解説するむぎままさんの動画はたちまち人気に。子供用の布製グッズの解説動画などは、「自分の手で子供の学用品を作ってあげたいけれど、裁縫には自信がない……」と悩む主婦層からの支持を得た。フォロワーを急激に増やしたむぎままさんには、大手化粧品メーカーや衣料品販売企業からタイアップ広告の依頼が舞い込み、インフルエンサーとしての活動が広がることとなったのだ。
「3人の子供を育てながらも自力で収入が得られるようになってからは、自宅で稼げる女性を増やしたいと考えるようになりました。女性がライフステージの変化により、働くことを諦めずに済むようにしたかったのです。そこで立ち上げたのが、ハンドメイド作家向けのオンラインサロン『むぎままの一味』。自らをPRして売上を伸ばす動画作成の学び場として、2023年9月にオープンしました」
オンラインサロンに加え、ハンドメイド作家と企業を結びつけるための活動を始めたところ、法人ではないことが障壁になる場面が出てきたという。「法人でないことが理由で、イベント会場を借りられない、企業に営業活動をしたくても取り合ってもらえないなど、社会的信用の必要性を痛感するできごとが続きました。それであれば会社を作ろう。それも、箔が付く『株式会社』を立ち上げるんだ!と、法人化を決意したのです」
「弥生のかんたん会社設立」で登記書類を手軽に作成。初めての会社設立もスムースに完了
会社を作ろうと意気込んでいたむぎままさんだが、会社設立は初めての経験。「株式会社とは?」というところから勉強を始めたという。
「株式会社の仕組みや特徴を調べると、解説文には難しい用語がずらりと並び、苦手意識を持ってしまいました(笑)。わかりやすく作られた学習動画を見ながら勉強を続け、並行して会社の設立方法を調べていたところ、たどり着いたのが弥生のWebページ『起業・開業ナビ』。そのページで『弥生のかんたん会社設立』のことを知ったのです」
実は、むぎままさんが弥生のサービスを利用したのは、「弥生のかんたん会社設立」が初めてではなかった。インフルエンサー活動を始めた6年ほど前から、取引先の企業から請求書の発行を求められるようになり、弥生の請求書作成アプリ「Misoca(ミソカ)」を活用していたのだ。
「書類作成が苦手で、知り合いに請求書作成を依頼していたのですが、自分で簡単に作れる方法がないかと調べて『Misoca』に出会いました。他のアプリとも比較したのですが、煩雑に感じる税込み/税抜きの切り替えや源泉徴収といった操作が一番簡単で使いやすく、今でも利用しています。使い手の気持ちに配慮した弥生のサービスへの信頼と、仕事仲間からの薦めもあり、登記書類の作成には『弥生のかんたん会社設立』を使うことにしたのです」
「弥生のかんたん会社設立」では、必要情報の記載の仕方、捺印の仕方といった書類作成の指示の1つ1つがとても丁寧でわかりやすかったという。
「会社設立に向けての勉強は漢字だらけの専門用語に苦しみましたが、『弥生のかんたん会社設立』を使った書類作成は、経理担当者に不明点をいくつか質問した程度で基本は自力でできました。公証役場で記載ミスを指摘されることもなかったので、私のように会社設立が初めての方でも『弥生のかんたん会社設立』を使えば作業がスムースに進むと思います!会社設立の準備段階から登記完了まで約2か月と、想像より作業が順調に進んだのが印象的でした」
バックオフィス業務に苦手意識を持つクリエーターには、弥生のサービスを味方に付けて各々の能力を最大限に引き出してもらいたい
むぎままさんのオンラインサロンの会員数は現在160人にのぼり、サロンで力を付けて仕事を獲得する人材も出てきている。「手芸屋さんから頼まれる制作見本作りや動画サイトの運用といった仕事を、サロン生に発注できるようになってきました。サロン開設当初に掲げていた目標に、きちんと成果が伴ってきてうれしく思います。一方で、私自身もそうなのですが、クリエーターが抱いているバックオフィス業務への苦手意識は課題にも感じています」と、むぎままさんは話す。
仕事を発注したサロン生には請求書の発行を依頼するものの、請求書を作成したことのないサロン生が多数いたという。そこで、そういったサロン生には、むぎままさんが独自に作った「Misoca」の解説動画を見てもらいながら「Misoca」で請求書を作ることを勧めることにした。
「パソコンを持っていないサロン生も多いので、スマホアプリの『Misoca』は重宝しています。私がサロン生に使い方を説明しやすいのも、サービスがシンプルで使いやすいからです。今回『弥生のかんたん会社設立』を使って、改めて弥生のサービスは自分の知識が浅い部分や苦手な部分を補ってくれるものだと実感しました」
会社設立を機に、「弥生会計 オンライン」の導入も決めたという。税理士、経理スタッフ、むぎままさんの3人が情報共有しやすい点と、コストを最小限に抑えられる点が決め手だった。
「弥生のサービスは、無料で使える機能や期間が幅広く設けられているのも魅力。まだ売上の安定しない初年度は、大きな助けになると思っています」
むぎままさんは、結婚や出産を経た今も、自分の好きな物作りの世界で仕事ができていることにとても感謝していると話す。「今後は、ハンドメイド作家さんのサポートや企業への橋渡しとして、ハンドメイド業界・手芸業界を盛り上げ、業界全体に恩返しをしていきたいと考えています」むぎままさんのさらなる飛躍が楽しみだ。
- ※本記事の内容は、取材当時のものです。
今回ご紹介した製品
- 事業所名
- 株式会社むぎままDIY
- 所在地
- 東京都渋谷区
- 設立
- 2024年
- 事業内容
- ハンドメイド作家向けのオンラインサロンの運営および、サロン生に対する仕事の斡旋
弥生株式会社カスタマーセンター
- 受付時間
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(土・日・祝日、および弊社休業日を除きます)
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