温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく


※当サイトのリンクにはプロモーションが含まれます

2023年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する

選んだ10軒の宿はすべて1人で宿泊可能な宿です

2017年から毎年、1年間に泊まった宿を振り返って「部屋」「風呂」「食事」というそれぞれの側面において「この宿はすばらしく良かった!」と印象に残っている宿をそれぞれ1位から3位まで紹介する、という記事を更新しています。

2024年も間もなく終わるタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿はその2023年版です。この記事を公開せずには年を越せない……。

過去6回分の記事は下記になります。

食事部門だけ3軒に絞りきれず3位が2軒あり、全部で10軒の宿を紹介しています。

2023年版で選んだ宿も、すべて1人で宿泊した宿で、現時点でもすべての宿が1人泊を受け入れており、10軒の宿のうち8軒は、休前日でも1人で宿泊可能な宿です。私自身もそうですが、土日休みの勤め人で、できれば土曜日に1人で泊まれる宿が知りたい……という方が多いのではないかと思いますので、各宿についていつなら1人で予約可能かを付記しています。

一人旅で利用しやすい温泉旅館については、発売中の著書にもたくさん掲載していますので、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。

続きを読む

【すべて1人泊可能】各都道府県から1軒ずつ、2食付き1万円以下で1人で泊まれる温泉宿を選出した【全47軒】

1人でも、お湯が良くて食事もおいしい宿にできるだけ安く泊まりたい

温泉宿の宿泊料金が高騰する昨今、お安く泊まれる温泉宿を探すことも年々難しくなっています。ただでさえ割高になりがちな「1人で泊まる」のであれば尚更です。

しかし「2食付き1万円以下で1人で泊まれる宿」も探せばまだあります。

たとえばこちらの写真↓は、尾瀬の玄関口となる尾瀬戸倉温泉にある温泉付きペンションですが。

浴室は清潔で卵臭の香る湯を楽しめます。そして食事は朝夕ともにすごいボリュームで味もすばらしい!

滞在中はコーヒーやお茶を自由に飲めてお茶菓子もたくさん置いてあってサービスも満点!なのに平日7500円、休前日8000円で1人で泊まれます。

今年のGWはこちらに2泊して至仏山登山を楽しんできました。尾瀬の玄関口というと交通が不便そうに思われるかもしれませんが、沼田駅からバス1本で宿の目の前まで行けます。こういう宿も探せばあります。

本稿では

・2食付き1万円以下で1人泊可能

・Web予約可能

・公共交通機関(+あれば宿の送迎)でアクセス可能

という条件を満たした中で、私が個人的に「ここに泊まってみたい」と思えた宿を、各都道府県から1軒ずつ合計47軒選出しました。多くは「古いけれどお湯が良さそう」だったり「値段のわりに食事がおいしそう」な宿です。

ただし、県によってはもともと温泉宿が少なく、お安く泊まれる宿がほぼない県もあります。その場合は宿泊料金が1万円を少し超えてしまっていることもありますが、ご了承いただけますと幸いです。

物価高で旅館の宿泊料金は高騰し続けており、記事を書き始めた時点では1万円以内で泊まれた宿が、公開時点では1万円では泊まれなくなっていてあわてて修正!というケースもいくつかありました。こちらに掲載している情報はあくまで記事公開日時点での情報であることをご承知おきください。

また、宿泊料金の安い宿の中にはWeb予約ができず、電話のみで予約を受けている宿もありますが、今回ご紹介する宿はすべて「Web予約可能な宿」から選出しています。
理由は、電話予約のみの宿をご紹介して、この記事を読んだ方から予約電話が殺到してしまうと宿に迷惑がかかってしまうからです。Web予約可能な宿であれば多くの人はWeb経由で予約するでしょうから、予約が殺到しても空室が埋まるだけで宿の迷惑になることは少ないだろうと思っています。

私自身が泊まってみたい宿を集めたリストではありますが、多くの方の旅のきっかけになりましたらうれしいです。

また、今回選出した47軒から惜しくも選に漏れた宿18軒についての情報をnoteにまとめました。

すごく良い宿だけど既に人気過ぎて予約が取りにくかったり、2食付き1万円をわずかに超えてしまった宿などをご紹介しています。メンバーシップ会員向けになりますが、600円のスタンダードプランで読めますのでよろしければご検討ください。(記事単品でも1000円で購入できます)

手前味噌ですが、私なりの「一人旅に優しい温泉宿」の選び方については著書にも詳しく書いていますので、ご興味のある方は手に取っていただけますと幸いです。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む

別府駅前のクラフトビール専門店 別府ブルワリーでとり天をつまみに一人酒

湯上がりの一杯に最適!別府駅前に2022年12月にオープンした醸造所併設のビアレストラン

温泉好きの聖地、別府。
例にもれず私も大好きで、年に1度は訪れて温泉旅を楽しんでいます。

市内の至るところに温泉が湧いている別府では、駅から徒歩圏内にも立ち寄りで入浴できる温泉宿や温泉施設がたくさんあるため、電車やバスの待ち時間にもサクッと極上湯を浴びることができます。

そんなとき、駅前で昼から風呂上がりのビールが飲めて、ちょっとしたつまみがいただけるお店があったら……なんて思っていたのですが、2022年12月に、別府駅からすぐの場所に醸造所併設のビアレストラン「別府ブルワリー」がオープンしました。

存在を知ってから「次に別府に行ったときは必ず寄ろう!」と思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず……。

先日初めてお邪魔することができ、風呂上がりの1杯を楽しむことができましたので、レポートしたいと思います。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む

【すべて1人泊可能】2024年上半期に泊まって良かった温泉宿をエリア毎に8軒厳選した

2024年の1月~6月に1人で泊まった、各エリアで最も印象深かった温泉宿をご紹介

2017年から毎年、1年間で泊まった宿の中から「部屋・風呂・食事が良かった」「2食付き2万円以下でコスパ最強」という観点でピックアップした記事を公開しています。

最新記事は2022年版で、2023年版は現在内容を詰めているところです。宿泊した宿すべてを公平に比較してしっかりとご紹介したい!という思いから、どうしても選定・執筆に時間がかかってしまいます。

また、毎年ご好評いただいているまとめ記事ではあるのですが「選出された宿のエリアが偏っている」というお言葉をいただく年もありました。

「今回は西日本の宿が少なめだからこっちの宿を選ぼう」というような忖度をせず、純粋に良かった宿を選んでいるので仕方がないのですが……。これらのまとめ記事とは別に、偏りなくすべてのエリアの宿をご紹介する記事を出したい気持ちもあり、今回この記事を公開することにしました。

本稿は、私が2024年の1月から6月に1人で宿泊した宿の中で、各エリアで1番印象に残った宿を紹介する記事です。詳細な選定基準は設けず、いい意味で印象に残っている宿、端的に言えば「また泊まりたい」と思った宿をピックアップしています。

今回選定した7軒の宿はすべて、公共交通機関を利用して私が1人で泊まった宿です。みなさまが2024年後半の旅を計画する際の参考になりましたら幸いです。

2024年7月31日追記

本稿では各エリアに1軒、計8軒の宿を選出しましたが、惜しくも選から漏れた「次点の宿10軒」を紹介する記事をnoteに公開しました。

選外となった理由は「現時点で1人で予約が取りにくい」だったり「個人的には最高の宿だけど人を選ぶかも」などさまざまですが、どの宿もまた泊まりたいと思っているすばらしい宿ばかりです。よろしければこちらも合わせてお楽しみください。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む

利尻山登山ガイド 利尻島で山と温泉をめいっぱい楽しむための情報まとめ

最北の日本百名山・利尻山のある利尻島で、山と温泉・キャンプ・ウニを楽しむ

2022年の夏、利尻山登山を目的に初めて利尻島に上陸し、2泊3日滞在して中日に利尻山に登頂しました。

帰りの飛行機の窓から見た利尻島。惚れ惚れするほど格好よくて「また必ず来たい!」と強く思ったのです。

短いけれど印象的な旅だったので、翌年の2023年にも2泊で利尻島に滞在。旅のきろくをnoteに公開しています。

前年に行けなかった日帰り温泉に立ち寄り、にごり湯のすばらしい源泉を持つ温泉宿にも泊まることができて大満足!

遠いですが、遠くても行きたい!と思える魅力あふれる島でした。
観光客が多すぎず少なすぎず、広すぎず狭すぎず。宿泊施設の選択肢もそこそこあり、車が運転できなくてもバス・タクシー・宿の送迎でなんとか楽しめるところもちょうど良かったなあと。

実を言うと、noteのメンバーシップのアイキャッチ画像も利尻島の風景です。

今年は残念ながら行けそうにないのですが、いつかは利尻山に登りたい!と思っている方向けに情報をまとめておこうと思い、この記事を書きました。

交通・宿泊・プラン設定・登山に関連する情報など幅広くまとめています。いつか利尻山に登りたいと思っている方の参考になりましたら幸いです。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む

旭川旭岳温泉 湯元湧駒荘 宿泊記 5種類の源泉を持つ食事もおいしい極上湯の宿に一人泊

大雪山旭岳登山の前後泊に最適!連休や休前日も一人泊可能な人気の宿

北海道・大雪山の麓にある旭岳温泉は、大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅から徒歩圏内にあり、登山の前後泊にも最適な温泉地です。

その中でも今回ご紹介する湯本湧駒荘は、5つの自家源泉を持ち、食事もおいしく、シングルルームがあって連休や休前日でも一人泊可能という、ひとり温泉登山を楽しみたい私にとって何拍子も揃った宿。

2020年に初めて泊まってぬるめの源泉のすばらしさの虜になり、また随所に工夫の感じられる食事もとても気に入りました。

その後客室がリノベーションされてきれいになり、宿泊料金は少し上がったものの快適度は大幅にアップし、一人旅の女性にもおすすめしやすい宿になりました。

私自身も既に3度宿泊しているお気に入りの宿、湯元湧駒荘についてレポートしたいと思います。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む

乗鞍高原温泉 泊まれる温泉Bar136宿泊記 土曜日も1人泊可能なお酒と白濁硫黄泉が楽しめる宿

乗鞍岳登山の前後泊に最適!乗鞍観光センターから徒歩圏内の土曜日1人泊OKの温泉宿

乗鞍高原温泉は、乗鞍岳の登山バスの始発となる乗鞍観光センター周辺に位置する、冬はスキー客、春から秋にかけては登山客で賑わう温泉地です。

乗鞍岳の登山バス(畳平行きのバス)はもともと、長野県側の乗鞍高原温泉のほかに岐阜県側の平湯温泉からも出ていたのですが、平湯温泉発のバスは2022年9月より崩落のため運休しています。

そのため、2024年5月現在は長野県側の乗鞍観光センターからのみ登山バスが運行しており、乗鞍高原温泉は乗鞍岳登山の前後泊に最適な温泉地になります。

ですが実は、乗鞍高原温泉の、それも観光センターから徒歩圏内の宿って「2食付きで1人で泊まれる温泉宿」がとても少ないのです……。

私が知る限りでは、観光センターから徒歩圏内で「Web予約可能、2食付きで1人泊可能な温泉宿」はこの泊まれる温泉Bar136、1軒のみです。

以前は他にもあったのですが、1人泊の受け入れを止めてしまったり、2食付きでの宿泊プランがなくなってしまったり。あとは、1人で予約できるのは直前に空室があるときのみだったり……。観光センターから少し離れた場所になら何軒かあるのですが、宿泊前後に乗鞍岳に登るなら、できたら観光センターから歩ける宿に泊まりたいのです!

そんな中で唯一、観光センターから徒歩10分、土曜日も1人で宿泊可能な「泊まれる温泉Bar136」に昨年初めて泊まりました。

大宮でBarを営んでいたオーナー夫妻が2022年にオープンさせたこちらの宿、お湯もすばらしく、食事もおいしく、お酒はもちろん種類も多くどれもこれもおいしい!しかも宿泊料金もリーズナブル!

乗鞍岳の登山と合わせてまた必ず泊まりたい宿でしたので、ご紹介したいと思います。

◆ お知らせ ◆
noteでメンバーシップ運営中!
温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

続きを読む