BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴン

2024.12.26 自動車ニュース webCG 編集部
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
BMW M5ツーリング
BMW M5ツーリング拡大

BMWジャパンは2024年12月25日、「BMW M5ツーリング」の販売を開始した。納車は、2025年第1四半期以降を予定している。

 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大
 
BMWが「M5ツーリング」を日本導入 システム最高出力727PSの高性能スポーツワゴンの画像拡大

「M5」のワゴンが日本に正規導入されるのはこれが初

BMW M5ツーリングは、BMWのモータースポーツ活動やハイパフォーマンスモデルの開発を担う、BMW M社が手がけた高性能スポーツワゴンである。M5には過去に第3世代、第5世代のモデルにツーリング(ステーションワゴン)が設定されてきたが、いずれも日本に正規導入されたことはなく、当モデルが日本で初めて正規輸入販売されるM5ツーリングとなる。

パワートレイン/ドライブトレインはセダンのM5と基本的に共通で、4.4リッターV8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステム「Mハイブリッド」を組み合わせ、スポーツ性能を追求した4WDシステム「M xDrive」を介して4輪を駆動する。

このうち、V8エンジンは585PS(430kW)/5600-6500rpmの最高出力と750N・m /1800-5400rpmの最大トルクを発生。いっぽう8段AT「Mステップトロニック」のハウジングに内蔵されるモーターは、197PS(145kW)の最高出力と450N・mの最大トルクを発生。システム全体では最高出力727PS(535kW)、最大トルク1000N・mを発生する。また容量22.1kWhのバッテリーも搭載しており、約70kmの距離を電気のみで走ることも可能だ。

動力性能・運動性能を高める装備も充実しており、センシングと同時に最短時間で直接タイヤをコントロールするホイールスリップ制御に、統合ブレーキシステム、可変ギアレシオを備えたスポーツステアリング、電子制御ダンパー「アダプティブMサスペンション」、トルクベクタリング機構「アクティブMディファレンシャル」、4輪操舵機構「インテグレーテッドアクティブステアリング」を標準で搭載。4WDシステムは制御の切り替えが可能で、後輪をスリップさせたり、前輪への駆動伝達をカットして、完全な後輪駆動で走らせたりもできる。

いっぽう、多様なライフスタイルに対応する高い実用性もM5ツーリングの大きな特徴だ。荷室には500リッターの容量を確保しており、4:2:4の分割可倒式リアシートを倒せば、最大で1700リッターまで積載空間を拡張できる。さらに、この状態で急ブレーキをかけた際などに荷物が前席に飛び込んでくるのを防ぐ「ラゲージパーティションネット」も、標準で装備されている。

このほかにも、「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を含む先進運転支援システムや、全方向対応型のドライブレコーダー、大型のカーブドディスプレイや操作インターフェイス、コネクテッドシステムを核とした「BMWオペレーティングシステム8.5」、AI技術を活用した「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を、標準で採用。インテリアにはBMW Individualレザーメリノシートやアルカンターラヘッドライナーを用いており、「Bowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステム」や前席のアクティブシートベンチレーション、4ゾーンエアコンなどもデフォルトで装備している。

価格は1998万円。

(webCG)

関連キーワード:
M5ツーリング, BMW, ワゴン, ステーションワゴン, プラグインハイブリッドカー, PHV, PHEV, スポーツワゴン, 自動車ニュース