《UCCコーヒーアカデミー公式YouTube公開中!》
ここでご紹介しているのは「UCCコーヒーアカデミー」チャンネル動画の要約です。
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ハンドドリップとは?
今回のゲストはハンドドリップの大会で優勝経験がある実力者・UCCコーヒーアカデミーの土井講師。
ハンドドリップとは、フィルターに入れたコーヒーの粉にお湯を手動で注いで成分を抽出する方法です。
お湯の温度、粉の量、注ぎ方や注ぐタイミングによって異なる味わいが生まれる、非常に奥深い抽出方法なので、今回は、注ぎ方の違いによってコーヒーの濃度がどのように変わるかを実験してみます。
注ぎ方による味の変化
まず、注ぎ方の違いがコーヒーの味にどう影響するか試してみます。
今回は、1回でお湯を注ぐ方法と、3回に分けて注ぐ方法で抽出し、濃度の変化を比較します。
1回で抽出する
まず「蒸らし」から始めます。コーヒー粉全体に均等にお湯を注いで蒸らすことで、香りが引き立ち、コーヒーの旨味が引き出されます。
その後、静かに一定量のお湯を注いで抽出します。このとき、泡立ちや注ぎ方を調整しながら、雑味が出ないよう慎重に。
3回に分けて抽出する
3回に分けてお湯を注ぐ方法も試します。
こちらもまずは「蒸らし」から始め、蒸らした後に少量ずつお湯を分けて注ぐことで、成分の抽出が段階的に進むため、異なる温度での抽出が可能になり、複雑な味わいが生まれます。
比較結果とまとめ
抽出したコーヒー液の見た目や濃度を比較しました。
1回で注いだコーヒーはシンプルでさっぱりとした味わいに仕上がり、3回に分けて注いだコーヒーは深みがあり、より複雑な味が楽しめました。
濃度計測結果でも違いが明確に表れ、異なる注ぎ方による味の変化を確認できました。
今回の実演で、ハンドドリップの注ぎ方を変えるだけでコーヒーの味わいや濃度が大きく変化することが確認できました。
ぜひご家庭でも、自分の好みに合わせた注ぎ方を試して、コーヒーの新たな楽しみ方を発見してみてください。