リアル行動ターゲティング
2016年1月5日
新年あけましておめでとうございます。
毎年投稿数が減ってきている当ブログですが、今年もぼちぼち記事を書いていければと思っております。
本年最初の投稿は「リアル行動ターゲティング」ができるツールなどをご紹介。
まず「リアル行動ターゲティング」とはについて軽くご紹介。
デジタルインテリジェンス、「リアル行動ターゲティング」提供~交通・折込広告のアロケーション需要に対応:MarkeZine(マーケジン)
に書いてあるように
駅や主要幹線道路、店舗などの位置情報から、生活者セグメントや行動履歴に応じたターゲティングを行う
上記のように紹介されているように”ユーザーの行動履歴に応じたターゲティング”を可能にする事を指します。
もちろん分析や統計などにも利用可能ですし、ターゲットに合わせて広告などを配信するアクションができるツールなども出てきています。
リアル行動ターゲティングに基づいた広告配信
まずはリアル行動ターゲティングに基づいた広告配信ができるツールのご紹介です。
Mobile-first Audience Cloud | Near
Near社の提供する「AllSpark」は、スマートフォンのアプリなどから得られるユーザーの位置情報(許諾済)を活用して、分析や広告配信を可能にするプラットフォームです。
ユーザーからすればちょっと気持ち悪いですが、特定のアプリを起動時に発動し、半径50mのポイントの座標値を記録し、その情報を元にターゲティングを行えます。
簡単にいうと”去年12月にユニバーサルスタジオのハリーポッターのアトラクションを利用したユーザー”にターゲティングを行えるという事です。
ユーザーがアプリをポイント個所で起動させることが条件になるので少しハードルの高いツールかもしれません。
海外のサービスになりますが、国内の広告管理ツールなどにも組み込まれて使用できるサービスもあります。
DACのDMP「AudienceOne®」とシンガポールNear社のロケーションデータプラットフォーム「AllSpark」が国内初のデータ連携を開始 | インターネット広告 DAC
通行者・入店者・新規やリピーター数値の分析ツール
こちらはO2OやIoTにも関連していますが、実際の店舗の通行者・入店者・新規又はリピーターの傾向分析を行えるツールになります。
またセンサーとなる端末機器を実店舗などに設置する必要があります。
スマホなどのWIFIやビーコンなどを探知して可動するようですね。
実店舗の顧客の情報を分析が可能で、
- どのくらい店舗前の通路を顧客が通過したか
- 店舗に入った顧客は何人か
- 店舗内のどの経路をたどったのか
- レジまで通過して購入したかどうか
- 滞在時間は?
- 国籍はどこの顧客か
といった分析が可能でインバウンドマーケティングなどの訪日外国人観光客の分析にも使えそうです。