0%

このモンスターには、創造主がいたー。

第82回ゴールデングローブ賞Wノミネート 主演男優賞〈ドラマ部門〉&助演男優賞

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

2025年1月17日(金)全国ロードショー

    • Official SNS
    • Share
    • X
    • Facebook
    • LINE

第77回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品

第82回ゴールデングローブ賞Wノミネート 主演男優賞〈ドラマ部門〉&助演男優賞

気弱で繊細な青年は、
いかにして歴史に残る怪物になったのか?

その陰にはトランプを〈創造〉した人物がいた──

フィクションを超える衝撃のリアルストーリー

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

 世界中で最もヤバい大統領と呼ばれたドナルド・トランプ。その発言や行動は規格外で、耳を疑うエピソードであふれている。だが、怪物は生まれた時から怪物だったわけではなかった。成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士に導かれて驚愕の変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを暴く衝撃の問題作が誕生した。
 監督は前作に続き本作もカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたアリ・アッバシ。敵にまわせば命取りになりかねない存在に覚悟を決めて向き合った。トランプを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのセバスチャン・スタン。「本人にしか見えない」と畏怖され、早くも賞レースの筆頭にその名が挙がる。トランプの師となる弁護士ロイ・コーンには、2024年のトニー賞で主演男優賞に輝いたジェレミー・ストロング。
 ドナルド・トランプが全米公開を阻止しようとするほど封印したかった過去が今、解禁される!

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

ルール1 攻撃、攻撃、攻撃

ルール2 非を絶対に認めるな

ルール3 勝利を主張し続けろ

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領を含む大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選ぶ冷酷な男だ。そんなコーンが“ナイーブなお坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し洗練された人物へと仕立てあげる。やがてトランプは数々の大事業を成功させ、コーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく……。

  • 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
  • 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
  • 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
  • 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』

  • セバスチャン・スタン/ドナルド・トランプ 役

    セバスチャン・スタン

    ドナルド・トランプ 役

    1982年生まれ、ルーマニア出身。12歳からアメリカに在住、2002年にアメリカ合衆国に帰化している。2003年にTVシリーズ「LAW & ORDER/ロー&オーダー」で俳優デビューを果たし、大ヒットドラマ「ゴシップガール」(07~11)に出演。一躍注目の的となり、『レイチェルの結婚』(08)、『ブラック・スワン』(10)、『オデッセイ』(16)『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(18)、『ストレイ・ドッグ』(20)、『悪魔はいつもそこに』(20/Netflix)、『355』(22)、『フレッシュ』(22/Diseny+)、『Sharper騙す人』(23/Apple TV+)などに出演。2011年にマーベル・スタジオ作品『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役に抜擢。以降、『アベンジャーズ』シリーズ7本に出演、Diseny+で配信された『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(21)でもバッキー役を再演した。その後、『ダム・マネー ウォール街を狙え!』(23)に出演。2024年、『A Different Man(原題)』でベルリン国際映画祭銀熊賞(主演賞)を受賞する。

  • ジェレミー・ストロング/ロイ・コーン 役

    ジェレミー・ストロング

    ロイ・コーン 役

    1978年生まれ、アメリカ、マサチューセッツ州出身。2008年、ブロードウェイ・デビューと同時に映画、TVにも進出。TVシリーズ「メディア王~華麗なる一族~」(18~23)で、エミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞する。その他の出演作は、『ハプニング』(08)、『選ばれる女にナル3つの方法』(10/劇場未公開)、「グッド・ワイフ」(11~13)、『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~』(12)、『リンカーン』(12)、『ゼロ・ダーク・サーティ』(12)、『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』(13)、『ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度』(14)、『ジャッジ 裁かれる判事』(14)、『グローリー/明日への行進』(14)、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(15)、『モリーズ・ゲーム』(17)、『セレニティー:平穏の海』(19)、『ジェントルメン』(19)、『シカゴ7裁判』(20)、『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』(22)など。

  • マリア・バカローヴァ/イヴァナ・トランプ 役

    マリア・バカローヴァ

    イヴァナ・トランプ 役

    1996年生まれ、ブルガリア出身。『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』(20)で、アカデミー賞🄬、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、一躍国際的に広く知られる。その作品の未公開シーンを集めた「続々・ボラット カザフスタン検閲・割礼省にギリギリ容認された裏VHS映像集」(21/Amazonプライム・ビデオ)も話題となる。その他の出演作は、『BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ』(22)、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」(22/声の出演)、『ザ・バブル』(22/ Netflix)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(23/声の出演)、「クリーチャー・コマンドーズ」(24/声の出演)など。

  • マーティン・ドノヴァン/フレッド・トランプ 役

    マーティン・ドノヴァン

    フレッド・トランプ 役

    1957年生まれ、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。数多くの話題作に出演している実力派俳優。『シンプルメン』(92)、『愛・アマチュア』(94)などハル・ハートリー監督作品で評価され、ジェーン・カンピオン監督の『ある貴婦人の肖像』(96)で全米批評家協会賞を受賞。その他の出演作は、クリストファー・ノーラン監督の『インソムニア』(02)と『TENET テネット』(20)、『16歳の合衆国』(02)、『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』(06)、『サイレントヒル:リベレーション3D』(12)、『サボタージュ』(14)、『アントマン』(15)、『アフターマス』(16)、『ブラックベリー』(23)など。「CSI:科学捜査班」、「LAW & ORDER/ロー&オーダー」などの大ヒットTVシリーズへのゲスト出演でも知られる。

[監督] アリ・アッバシ

監督/製作

アリ・アッバシ

1981年生まれ、イラン出身。テヘランの大学に在学中にストックホルムに留学したのち、デンマーク国立映画学校で演出を学ぶ。長編映画監督デビュー作『マザーズ』(16)がベルリン国際映画祭でプレミア上映され、アメリカでも公開される。2作目の『ボーダー 二つの世界』(18)はカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、ある視点部門のグランプリを受賞。さらに、アカデミー賞🄬スウェーデン代表作品に選出され、同賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされ、スウェーデン・アカデミー賞では6部門を受賞する。続く『聖地には蜘蛛が巣を張る』(22)は、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞し、アカデミー賞🄬デンマーク代表作品に選出され、デンマーク・アカデミー賞では11部門を受賞、今最も新作を期待される映像作家の一人となる。

  • 脚本

    ガブリエル・シャーマン

    1979年生まれ、アメリカ、マサチューセッツ州出身。長年、政治ジャーナリストとして活躍する。米ニュース専門TV局「FOXニュース」の初代CEOで、保守派視聴者を扇動する報道を重ねてアメリカ社会に多大な影響を及ぼし、トランプ大統領誕生の土壌を作ったロジャー・エイルズの暴走とセクハラによる失墜を描いた伝記本を出版し、ニューヨークタイムズのベストセラーリスト入りを果たす。その作品のTVシリーズ化が、2019年に「ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―」のタイトルで実現し、製作総指揮を務める。権力とメディアの闇を告発する衝撃の実録ドラマと絶賛され、ゴールデン・グローブ賞作品賞にノミネートされる。さらに、エイルズを演じたラッセル・クロウが同賞主演男優賞を受賞する。

  • 撮影監督

    キャスパー・タクセン

    1977年生まれ、デンマーク出身。アカデミー賞🄬2部門にノミネートされ、カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したヨアキム・トリアー監督の『わたしは最悪。』(21)の撮影で高く評価され、シカゴ国際映画祭最優秀撮影賞を受賞する。その他の作品は、マイク・ミルズ監督の自伝的作品で数々の賞に輝いた『人生はビギナーズ』(12)、『追憶の森』(15)、『皆殺しのレクイエム』(17)、『博士と狂人』(18)、『ヴァルハラ 神々の戦い』(19)、『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(20)など。

  • 特殊メイク

    ショーン・サンソン

    90年代から映画・TV界で活躍する超ベテランアーティスト。「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」(09)でエミー賞を受賞し、「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」(22)で同賞にノミネートされる。その他の作品は、『ドリヴン』(01)、『バイオハザード II アポカリプス』(04)、『サイレントヒル』(06)、『300<スリーハンドレッド>』(06)、『エクリプス/トワイライト・サーガ』(10)、『バイオハザード IV アフターライフ』(10)、『キャリー』(13)、『スーサイド・スクワッド』(16)、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)と『ナイトメア・アリー』(21)、『IT/イット』シリーズ(17・19)など。

  • プロダクション・デザイナー

    アレクサンドラ・マリンコヴィッチ

    ギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』(15)でその名を上げる。デル・トロが製作総指揮を務めた『MAMA』(13)も手掛けている。アート・ディレクター、美術監修として関わった、その他の作品は、『オーロラの彼方へ』(00)、『リクルート』(03)、『アイス・プリンセス』(05)、『インクレディブル・ハルク』(08)、『テイク・ディス・ワルツ』(11)、『トータル・リコール』(12)、『シャドウハンター』(13)、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)、『ポルターガイスト』(15)、『スーサイド・スクワッド』(16)、『トリプルX:再起動』(17)、『シャザム!』(19)など。

  • 音楽

    デヴィッド・ホームズ

    1969年生まれ、イギリス、ベルファスト出身。『アウト・オブ・サイト』(98)、『オーシャンズ11』(01)、『オーシャンズ12』(04)、『オーシャンズ13』(07)、『エージェント・マロリー』(11)、『ローガン・ラッキー』(17)、『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』(19/Netflix)、『クライム・ゲーム』(21/劇場未公開)などスティーヴン・ソダーバーグ監督作品の音楽で世界的にその功績を知られる。その他の作品は、『戦争のはじめかた』(01)、『アナライズ・ユー』(02)、『レクイエム』(09)、『ダイアナ』(13)、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(15)、『探偵マーロウ』(22)など。

  • 音楽

    ブライアン・アーヴァイン

    1965年生まれ、イギリス、ベルファスト出身。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(16)、『オーディナリー・ラブ:ありふれた愛の物語』(19)、スティーヴン・ソダーバーグ監督の『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』(19/Netflix)、「ウーマン・イン・ザ・ウォール」(23~24)などを手掛ける。

History of Donald Trump

  • 1946614

    アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市に生まれる。父親のフレッドはドイツ系アメリカ人で不動産業を経営。母メアリー・アンはスコットランド生まれ。

  • 1968

    ペンシルベニア大学で経済学士号を取得。卒業後、父親の会社に入社。

  • 1971

    父親の不動産業を引き継ぎ、「トランプ・オーガニゼーション」と改称し、実業家としてのキャリアをスタート。

  • 1973

    物件の入居審査で人種差別をしているとして、司法省から訴えられる。廃業に追い込まれそうな窮地の中、ロイ・コーンと出会い弁護を依頼、裁判に勝利する。以来、ロイを師と仰ぎ、マンハッタン中心部の高級ホテルの改修事業、カジノやゴルフ場経営で大成功をおさめ、「不動産王」と呼ばれる。

  • 1977

    チェコスロバキア人モデルのイヴァナと結婚。

  • 1983

    マンハッタン区ミッドタウン5番街に58階建てのトランプ・タワーを完成させる。

  • 1986

    ロイ・コーンが過去の裁判での倫理違反を問われて弁護士資格を剥奪される。その1か月後、AIDSによる併発症で死亡。トランプは晩年のロイと距離を置きながらも、公聴会でロイを弁護する証言をし、住む家を失った彼にホテルの一室を用意して住まわせる。

  • 1988

    プラザ・ホテルを買収。

  • 1989

    シャトル便「トランプ・シャトル」を興す。

  • 1991

    経営するカジノが倒産、次々と事業が傾く。

  • 1992

    トランプ・シャトルとプラザ・ホテルを手離す。自身の浮気が原因でイヴァナと慰謝料を巡る泥沼裁判の末に離婚。

  • 1993

    モデルのマーラ・メープルズと再婚。

  • 1999

    90年代後半から経済的困難を立て直す。メープルズと離婚。

  • 2004

    全米で2000万人以上が見たと言われる、大ヒットリアリティ番組「アプレンティス」の司会を2012年まで務める。「お前はクビだ!」という決め台詞が人気を呼ぶ。

  • 2005

    スロベニア出身のモデルのメラニアと再婚。

  • 2007

    サブプライム問題による不況の影響を受けて経営難に陥る。

  • 2016

    共和党からアメリカ大統領選に出馬し、「アメリカを再び偉大に」「既得権益を一掃せよ」といったスローガンで人気を集め当選。

  • 20171月~20211

    第45代アメリカ大統領に就任。政治家・軍人としての経験を持たない初めてのアメリカ大統領となる。

  • 2020

    再選をかけて出馬した大統領選で、民主党のジョー・バイデンに敗れる。だが、今も「選挙に不正があった」と主張。

  • 202411

    共和党からアメリカ大統領選に出馬し、再当選を果たす。

  • 20251

    第47代アメリカ大統領就任予定。