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2025年01月15日 16:48 / 車両・用品
日本特殊車輌協会(JSVA)はこのほど、軽トラックをベースにした軽トラクタと、それに対応したセミトレーラの製作・登録を正式に完了した。
この車両は、コンパクトな軽自動車の特性を活かしつつ、物流分野における可能性を追求する試みとしてスタートしたプロジェクトの一環。
軽トラクタは、ダイハツ・ハイゼット(型式S200P)がベースで、耐荷重1万6000ポンド(約7257kg)に対応した第五輪連結装置を搭載。セミトレーラには電気制御油圧式ドラムブレーキを装備し、高い制動性能と安全性を実現。
「車検証上ではトラクタの第五輪荷重が300kg、けん引重量が2110kg、連結車両総重量が3400kgと登録され、小型車両ながらも実用性の高い運搬能力を持つ、作業車両となった」(同社)。
登録手続きでは「トラクタ」と「セミトレーラ」を同時に登録する必要があったが、製作段階でセミトレーラが未完成であったため、通常の手続きで対応できなかった。しかし運輸局の協力で先にトラクタを登録し、その後セミトレーラを検査・登録するという特例対応を行うことで課題を解決するなど、前例のない挑戦になったという。
軽トラクタ&セミトレーラは、狭い道路やスペースに制限のあるエリアでの物流や、農業用途など多様な分野にも対応でき、また軽自動車規格を活用することで、コスト効率の高い選択肢が提供できるとしている。
■改造申請.com 軽トラクタ&セミトレ
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