アラスカ航空グループ、戦略計画「アラスカ・アクセラレート」を発表
JALのドーハ線、エコノミー乗客にプレエコ割当て JALは「カタール航空との契約上、座席を限定」と回答
日本航空(JAL)は、東京/羽田〜ドーハ線で自社が販売するエコノミークラスの利用者に、プレミアムエコノミークラスの座席を割り当てていることがわかった。
3月31日に運航を開始した東京/羽田〜ドーハ線は、ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席の計203席仕様のボーイング787-9型機を使用して、1日1往復を運航している。カタール航空と共同運航(コードシェア)を実施している。
プレミアムエコノミークラスは、「2-3-2」の横7席を配置。シートピッチは約107センチ、座席幅は約49センチ、個人モニターは12.1インチ。前の座席の背もたれが倒れてこないFIXED BACK構造で、座席間にはディバイダーも設置している。
座席状況を公開しているサービス、Expert Flyerによると、JAL便名で予約した場合にはプレミアムエコノミークラスの一部区画のみ、カタール航空便名で予約した場合にはプレミアムエコノミークラスの一部区画とエコノミークラスの全区画の座席状況の閲覧が可能となっている。ビジネスクラスもカタール航空に大半が割り当てられており、実質的な販売可能座席数とみられる。
なお、カタール航空のウェブサイトで同便を予約した場合、ウェブサイト上ではシートマップが表示できず、JALの予約センターでも座席指定を行うことができなかった。JALのウェブサイトではプレミアムエコノミークラスを販売していない。
JALの広報担当者は問い合わせに対し、「ご不便をおかけしますが、コードシェアをしているカタール航空との契約上、お選びいただける座席タイプを限定しています。このため、JALでエコノミークラスをご予約をいただくとプレミアムエコノミーの座席を指定いただけることがございます」と回答した。
なお、冬スケジュール以降の同路線は、JAL便運航開始日をもって運休したカタール航空便の航空券が販売されており、JAL便の販売は行われていない。JALによると、販売開始に向けて準備中だという。
■ダイヤ
JL059/QR4851 東京/羽田(22:50)〜ドーハ(04:40+1)/毎日(3月31日〜)
JL050/QR4850 ドーハ(07:15)〜東京/羽田(23:55)/毎日(4月1日〜)