潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

感情は心からのシグナル



「自分が歩んできた道」、「自分が進むべき道」について迷っているという人は少なくありません。

 

自分の人生を考えた時、「本当にこのまま進んでいて大丈夫だろうか?」と思うことは必ず出てきます。

 

その時に自分がした選択によって人生は大きく変わるのですが、その選択が果たして正解なのかどうかという答えが出ない限り、いつまでも迷い続けたまま人生を歩んでいくことになります。

 

今日は人生の岐路に立たされた時に、進むべき道を見極める方法についてシェアしていきたいと思います。

 

 

 

 

迷い続けている限り、そこに満足はない

実は一番大切なことは、「どの道を進むか」ということではありません。

最も大切なことは、自分の進んだ道に対する迷いを捨てることです。

 

人生の岐路に立たされた時、AとBという道に分かれていて、Aを選択したとします。

 

でも、その選択が正しかったかどうかということは誰にもわかりませんし、死ぬまで答えは出ないと思います。

 

仮にAという選択のほうがBを選択するよりもよかったとします。

 

しかし、Aの道を進みながらもずっと「Bの選択の方が正しかったのではないか」と思い続けていたら、Aを選択したことに対して満足感を感じることはできません。

 

つまり、どちらを選択したかということよりも、自分が選んだ道に対して「自分の選択は正しい」という確信をもつことのほうが重要なのです。

 

頭で考えると上手く行かないことが多い

人間は感情で動く生き物だと思われていますが、実は感情で動くケースは限られており、ほとんどの場合、行動を決定づけているのは思考です。

 

特に人生の進路など、自分にとって重要な物であればあるほど、頭で考えて行動する傾向があります。

 

わかりやすい例として就職活動があります。

 

おそらく大半の人は、「やりたいかどうか」という感情よりも「給料や待遇がいいか」という思考によって自分の就職する会社を決めていると思います。

 

しかし、このパターンで仕事を決めてしまうと極めて高い確率で「生きるために働く」ことになってしまいます。

 

別に「生きるために働くこと」が悪いということではありません。

 

しかし、多くの人が「仕事がつまらない」とか「仕事がつらい」、「やりがいがない」と感じてしまっている現状があることは否定できません。

 

仕事が「つまらない・つらい・やりがいがない」というのは、自分の感情にしたがって仕事を選ばなかったことが原因です。

要するに「やりたいかやりたくないか」で仕事を決めなかったということです。

 

「楽しい」、「嬉しい」、「幸せ」と感じるのは思考ではなく感情です。

 

だから、感情に従って進む道を選択したほうが満足感を感じられる可能性は高くなるということです。

 

「やりたい」という感情は自分の才能の表れである

例えばあなたが「絵を描きたい」と思ったとします。

 

それはあなたの中に「絵を描く才能」があって、それが外側の世界に出てその才能を表現したがっているということです。

 

だから「やりたい」という感情があるということは、あなたにその才能があるということを意味します。

 

ここで注意しないといけないことがあります。

 

それは「他人との比較による才能の大小は関係ない」、ということです。

 

例えばプロ野球選手にも大きな実績を残す人もいれば、パッとしないまま引退していく人もいます。

この場合、パッとしない成績のまま引退していく人というのは、果たして野球の才能がないということになるのでしょうか?

 

プロ野球選手になれた時点で野球の才能があることは間違いありませんね。

ただ比較対象が優秀な成績を残した人だから、才能がないように思えるだけです。

 

これはプロになれなかった場合でも同じことが言えます。

 

例えばあなたが「サッカーをやりたい」と思ったとします。

 

でも、実際にサッカーをやってみたら、周りには自分よりもうまい人がたくさんいて、大した成績も残せないまま、サッカーを辞めてしまったとします。

 

普通に考えたら、「自分にはサッカーの才能がない」と思ってしまいますよね。

 

でも、「サッカーをやりたい」と思った時点であなたには才能があるんです。

 

少なくとも、僕やその他大勢のようなサッカーがまったくできない(興味がない)人よりは、才能があることは間違いありません。

 

100の才能を持っている人もいれば、10の才能しか持っていない人もいます。

でも、どちらも才能は持っているんです。

 

他人との比較をしてしまうから、「自分には才能がない」と思ってしまうんです。

才能の大小は関係ありません。

「やりたい」と思った時点で、それはあなたが才能を持っている証です。

 

やりたいことをやるほうが成功しやすい

これはもはや常識となりつつある考え方です。

 

失敗というのは、自分が諦めない限り存在しません。

失敗とは「うまくいかないこと」ではありません。

諦めたときに初めて失敗になるんです。

諦めなければ、それは成功へのプロセスになります。

 

何か物事を継続するためには、そのことを好きかどうかということは非常に重要です。

 

好きなことをやるのにモチベーションは必要ないからです。

逆にやりたくないことをやる場合は、「意志」の力が必要になります。

 

そして「意志の力」というのは非常に弱く、しかもストレスなどによって減っていくということが証明されています。

 

例えば英語の勉強を仕方なくやっている人がいて、1日に100の意志の力を持っていたとします。

 

英語の勉強は仕方なくやっているため、「意志の力」が必要となり、その力が50必要だとします。

 

会社で上司に怒鳴られて意志の力が20減ります。

取引先の理不尽な対応にストレスを感じてさらに20減ります。

自宅に帰ったら、パートナーにイライラしてさらに20減ります。

 

そうすると、残された意志の力は40しかありません。

だから、英語の勉強をしようと思ってもできないのです。

 

「ダイエットや英語の勉強が続かない」というのは、単純にその人が体たらくだからというわけではありません。

 

こういう日々のストレスで、意志の力が削られてしまっていることが原因です。

 

そして結局継続できず挫折してしまいます。

挫折した瞬間にそれは「失敗」となります。

 

自分の好きなこと、やりたいことをやっている人というのは意志の力が必要ありません。

だから、そのことをやることや継続することに苦痛を感じることがないんです。

 

もちろん、結果の大小は個人差がありますが、やり続けている限り失敗することはないのだから、遅かれ早かれ成功することは容易に想像できます。

 

感情は心からのシグナル

以上のことから、感情はあなたの進むべき道を示してくれる羅針盤のようなものであるということがわかります。

 

「やりたいな」と思った時、「やりたくないな」と思った時、それは心が「その道を進みなさい」、「その道は進むべきではない」ということを教えてくれているんです。

 

仮にあなたがやっていることが、普通の人よりも上手にできることだったとしても、心が「やりたくない」と思っているのであれば、それはその道に進むべきではないということです。

 

自分でビジネスをしている場合、業績が上がらずうまくいかないことがあると思います。

 

その場合、事業を続けるか撤退するかは感情にしたがうのがいいと思います。

 

その仕事が「やりたい」なら継続すべきだし、「やりたくない」なら撤退すべきです。

 

この場合の「やりたい」というのは、「儲かるからやりたい」というような「思考で判断したやりたい」ではありません。

本当に心からその仕事をやりたいとワクワクできるかどうかで決める必要があります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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