潜在意識と引き寄せの法則でどん底から人生逆転

カナダで失業、生活保護、人生どん底からの逆転。

なぜ抽象思考が良いのか?



今日は抽象思考のメリットについて考えてみたいと思います。

 

抽象思考に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

 

www.theloablog.com

 

抽象思考を簡単に言うと、高い次元から広い視野で物事を見るということです。

 

自分という存在を抽象化していくと、

 

男→日本人→人間→生物

 

と言った感じに抽象化することができます。

 

自分という目線から見る世界と、

人間という目線から見る世界は全く違います。

 

抽象度が高い人は社会性が高い人だと言われています。

 

「自分だけでなく社会全体を良くするためにはどうすればいいか」を考えることができる人のことを「抽象度が高い人」と呼びます。

 

一般的に抽象度の高い人ほど収入が高い傾向があります。

 

なぜ抽象思考が良いのか?

f:id:Apollojustice:20191222160743j:plain

人間関係が良くなる

 

抽象思考を身に着けると良いことがたくさんあります。

 

まずは人間関係が良好になります。

 

お互いが相手のことを理解できていないから人間関係に摩擦が生じます。

もし、お互いが相手のことを理解できていたらそこに摩擦が生じることはありません。

 

ほとんどの人は自分の目線から世の中を見ています。

そこには価値観というフィルターが存在します。

 

僕たちは出来事をありのまま受け取るのではなく、

価値観や思い込みを通して世界を認識します。

 

つまり、事実を客観的に解釈することができていないということです。

 

AさんとBさんの2人の登場人物がいたとします。

 

Aさんは自分の視点からBさんを見ていますが、

抽象度を上げるとAさんとBさんを同時に見ることができるようになります。

 

まるで上空から俯瞰しているような感じです。

 

そうするとBさん側から物事を見ることもできるようになります。

 

Aさんの立場からすると迷惑だった行為が、

Bさんの視点から見ると親切心から生まれた行為であることが見えるかもしれません。

 

自分の期待と相手の行動にズレが生じるからイライラするわけです。

 

それは自分のフィルターを通して、「○○すべき」、「○○して当たり前」という視点で相手を見ているからです。

 

抽象度を上げて高い視点から相手を見ると、

相手にはあなたには見えない特別が事情があったことに気づくかもしれません。

 

または、本人は良かれと思った行為が、あなたに伝わらなかっただけかもしれません。

 

自分の視点ではなく家族全体の視点

自分の視点ではなくチーム全体の視点

 

抽象度を上げると目線が変わり、

見える世界が変わります。

 

他人の気持ちを理解したり、他人を思いやることができます。

 

その結果人間関係が良好になり、自分を味方してくれる人が増えます。

 

自我を離れることができる

世の中に起こる争いごとは、異なる自我がぶつかることにより生まれます。

 

もともと一つだった宇宙に存在する万物は、

ビッグバンの発生によりどんどん分離していきました。

 

宇宙→地球→生物→動物→人間....

のように分離を繰り返します。

 

その最小単位が「自分」という存在です。

そして自分を形成しているものが自我です。

 

「自分と他人は違う」という思想は、まさに分離を象徴しています。

 

先日僕の体験談をシェアしたときに、インド人のエピソードをお話ししました。

 

無責任で自分勝手なインド人に腹を立てていた僕は、

せいぜい「日本人」という抽象度までしか持っていなかったということです。

 

さらに高い抽象度を持っていたなら、

「インド人だから...」という発想は生まれません。

 

人間という次元で解釈すれば、僕も彼らも同じ存在だからです。

 

人口が多いインドでは、多少傍若無人にふるまうぐらいでないと生きていけないのかもしれません。

 

人間が生きていく上で仕方のないことなのかもしれません。

 

もし、自分が彼らと同じ境遇で生まれ育っていたら、

自分も同じような人間になっていた可能性が高いです。

 

ならば、「人間」という抽象度で考えれば、

彼らのあり方や態度は自分と変わらないということです。

 

それを「日本人の価値観」というフィルターを通して自分の視点から見るから、

インド人の立ち振る舞いに対して腹が立つということです。

 

「許す」という行為は、許された方だけが得するようなイメージがありますが、

実は許した方にも大きな恩恵があります。

 

www.theloablog.com

 

許せないものが多ければ多いほど執着が増え、

人生に不自由なものが増えていきます。

 

許すことにより執着は消え、

人生が軽やかになっていきます。

 

話を戻しますが、許すことができないのは人間がそれぞれ異なる自我を持っているからです。

 

自我から離れ何者でもない存在になったら、

自分も他人も区別がなくなります。

 

分離していた存在同士が融合している状態です。

 

www.theloablog.com

 

自分も他人も区別がなくなるのであれば、

そもそも「許す」「許せない」という発想自体生まれません。

 

人間という抽象度で生きている人は、

自分の利益ではなく「どうすれば世の中がもっと良くなるか」を考えます。

 

それが社会貢献となり、結果として多額のお金が流れ込んできます。

 

自分の利益しか考えていない(抽象度が低い)人は、

世の中が見えていないので価値提供が難しく、

その結果お金が遠ざかっていきます。

 

自分のお金のことしか見えていないので、

信用を失ってしまうこともあります。

 

 

www.theloablog.com

 

 

まとめ

抽象思考を意識することはたくさんメリットがあります。

 

抽象度が低いと表面的なものしか見えませんが、

抽象度が上がると本質的なものが見えるようになります。

 

本質的な部分にこそ真理が隠されています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Â