河野太郎の著書
日本を前に進める (PHP新書) 新書
PHP新書/定価990円(税込)
「この本は、河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、そして皆さんと一緒に、これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、その考えをまとめたものです」(本書「はじめに」より)。
記すのは生い立ちから政治家としての原点、父・河野洋平氏との関係や、閣僚として取り組んできた安全保障・外交戦略、災害対応、そしてエネルギー、社会保障、教育をめぐる政策。
さらにデジタル化社会に向けた規制改革・行政改革や、新型コロナウイルス対策の切り札であるワクチン接種など、今までの自身の活動を振り返りつつ、今後の「日本を前に進める」ための政策を打ち出す。
共謀者たち 政治家と新聞記者を繋ぐ暗黒回廊 牧野洋(著),河野太郎(著)
講談社/定価1,575円(税込)
新進気鋭の政治家と、大新聞の元トップ記者がすべてを明かす――暗黒回廊で繋がれた政治家と新聞記者の真っ黒な関係!
福島第一原発事故がこれほどまでに拡大した原因、そしてその背後に隠された「共謀者たち」の共生するムラを、徹底的に暴露する。
「超日本」宣言─わが政権構想 河野 太郎(著)
講談社/定価1,575円(税込)
わかりやすい政治を国民に取り戻す。これが私が実現する政治です。
それは一言でいえば……「超日本」ということになると思います。
戦前のわが国の多くの人びとは近代化を進めると同時に、石橋湛山などの一部の例外を除いて「大日本」を目指してひた走り、 ついには無謀な大戦争を引き起こして国家を瓦解させてしまいました。その反省に立った私たちの先輩たちは「新日本」を築くべく 必死に働き、世界を驚かせる復興をなしとげたわけですが、いま私たちはそれを超えた新しい地平を切り拓くべきところにきているのではないでしょうか。
「超」という漢字には”乗り越える””克服する””その先へ行く”といった動詞的意味があります。英語だとsupersedeでしょうか。
これまでの日本を改造するのではなく乗り越えてゆく勇気、浮き足立って「脱日本」などとは言わぬ気概が必要です。 いっぽうで「超」には”極度の””最高の””かけ離れた”といった接頭辞の役割、英語でいうsuperの意味があります。
この場合、「日本らしさを極めつくして世界をリードする」という方向性が見えてくるではありませんか。
大日本から新日本、そして超日本へ……。以下、六章にわたって私の考えを記します。
(「はじめに」より)
原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか 河野 太郎(著)
講談社/定価1,260円(税込)
国会議員しか知り得ない2030年
原発マフィアによる陰謀の全貌! そして日本の新エネルギーがつくる途轍(とてつ)もない未来!!
自民党、民主党、官僚組織が守ろうとした「闇」の正体!? 2011年3月11日――。私は自民党、民主党、みんなの党の議員仲間と、国会図書館の一室で「密談」をしていました。大きな揺れで、思わずみんな、机の下に潜りました。揺れがおさまってから、自民党の対策本部に置かれたテレビで、一連の福島原発の事故の模様を知ることになりました。先輩議員たちは私の顔を見ると、口をそろえて、「いやあ、君のいうとおりになったな。こんな事故が起きてしまった」といいました。――<「まえがき」より>
第一章 原発事故の裏で
第二章 「原子力村」に蠢く住人
第三章 亡国の核燃料サイクル
第四章 救国のエネルギー政策
第五章 日本が世界を救う新エネルギー
終 章 二〇三〇年の日本
「原子力ムラ」を超えて―ポスト福島のエネルギー政策 飯田哲也(著),佐藤栄佐久(著),河野太郎(著)
NHKブックス/定価1,050円(税込)
日本の確かなエネルギー政策は
この本から始まる
■福島第一原発事故によって明るみに出た、もんじゅ事故以来続く日本の原子力政策の杜撰さ。その背後に見え隠れする政官学業からなる「原子力ムラ」の虚妄を暴く。エネルギーとしての原子力の無効性を、福島というトポス、政治の現場、研究の最前線から明らかにする。供給が不安定で当座しのぎでしかない天然ガスに頼ろうなどという虚妄を排し、自然エネルギーにまつわる数々のウソ・デマ・迷信・誤解を解きほぐし、今後あるべきエネルギー政策の本質を明らかにする期待の書。
変われない組織は亡びる 二宮 清純 (著), 河野 太郎 (著)
祥伝社 / 定価 798円(税込)
なぜ変われないのか?!
日本の政治をリセットする異色対談!
■自民党は、衰退する日本の縮図
日本中がとてつもない閉塞感(へいそくかん)に支配されてから久しい。過去の支配者や勝ち組たちは退(の)かず、新しい人や仕組みが登場できない。会社も、役所も、ありとあらゆる組織が、変われないでいる。このままでは、競争に勝ち残れず、もはや亡びるしかなくなるだろう。
自民党は、そんな日本の不全組織の代表である。変化を恐れる人たちが手を組み、予定調和がはびこる。ポストが濫発(らんぱつ)される。目が組織の外側に向いていない。組織の自浄作用には期待できない末期段階である。そんなとき、実際の変化を引きおこせるのは、個人の意志と行動の力だけしかない。不全の原因に立ち向かい、これを突破していく個人の戦いだ。
私が自民党を立て直す
洋泉社 / 定価(本体 740円+税)
出すぎる杭はむしろ打たれない! 「自民党の中で一番外れているから自民党の冥王星だ」といわれた私が、党を変えてみせる! 競争の中で強い経済をつくりあげる「新しい中道右派」がこの国には必要だ!
与野党という立場に縛られず、心ある議員が国民の前に出て、活発に議論を行える国会へ。人口減少社会への対応、インフラ効率性の向上、機能する市場をつくるために不必要な規制を撤廃すること、民間の経済を活性化させながら、手当てすべき部分にはしっかりとした社会保障を行う―。難問が山積する日本の舵取りには、新しい力が必要だ。さまざまな無駄や矛盾、ウソを糊塗してきたツケで傾き、おかしくなりかけている日本を元祖事業仕分け人、河野太郎が立て直す。
河野太郎の国会攻略本
英治出版 / 定価(本体 1,260円+税)
国のリーダーを直接選ぶ大統領制に賛成ですか? 21世紀の日本をどういう国にしていきたい? 国会議員になってからの「敵の攻略」、Q&A等を通し、政治を身近に伝える。国会報告紙とメールマガジンをもとにまとめる。
決断 河野父子の生体肝移植
朝日新聞社 / 定価(本体 1,400円+税)
つらい思いと厳しい体験を「美談」に終わらせたくない。C型肝炎、子から父への生体肝移植。臓器移植法改正への動き…。二人の視点から、現代日本が抱える大問題に迫る。
目次
・第1部 河野洋平から
「新たな生命」をもらうまで、「新たな生命」をもらって
・第2部 河野太郎から
「新たな生命」を贈る生体肝移植のドナーとして、政治家として現代の「国民病」C型肝炎