PageRank Sculpting(ページランク・スカルプティング)は、ペナルティを受けるのか

SEOスラングで、「PageRank Sculpting(ページランク・スカルプティング)」という言葉があります。

Sculpt(ing)は、「彫る、彫刻を作る」という意味です。

PageRank Sculptingは、PageRankを意図的に操作するという意味で使われます。
具体的には、nofollow属性を利用してPageRankをコントロールすることです(他にはrobots.txtやJavascriptリンクも使えます)。

PageRank Sculptingをやりすぎると、ペナルティの対象になってしまうのではないかと心配したウェブマスターが、Digital Point Forumsで意見を求めました。

見解はほぼ一致していて、「ペナルティの対象にはならない」です。

僕も同意見です。
GoogleのMatt Cuttsも過去に何回か、PageRankをコントロールするのにnofollowを使うのは正統な手法だと発言しています。

このブログでも、nofollowリンクを多用していますが、ペナルティを受けた気配は微塵もありません。
すべてのリンクにnofollowが付いているとか、あきらかに不自然極まりない状況であればペナルティの一因になるかもしれませんが、普通に使っているぶんには大丈夫でしょう。

今は、PageRankをコントロールする目的で内部リンクにnofollowを付けているのであろうサイトをよく見かけます(僕は、nofollowリンクを認識できるようにカスタマイズしているのですぐに分かります)。

ふと思ったんですが、nofollowでページランクの流れをコントロールする技に触れたのは、日本では僕が初めてじゃないかと思うんですが、どうでしょう?(笑)

1年近く前に、メルマガで取り上げました。
⇒ 「nofollow」でGoogle PageRankをコントロール