自動ドア周りの安全対策に!支柱レスで目立たない、簡易施工のガラス防護柵

マンション エントランスの自動ドアの防護柵に、Q-railing ガラスフェンス用バラストレイド
Smartタイプを採用いただきました。
支柱レスなガラス防護柵によって、シックで高級感のある空間デザインを損ねることなく自動ドア周りの安全性を確保できた事例をご紹介します。

自動ドアの戸袋付近の事故を防止する「防護柵」

自動ドアが開く時に戸袋付近に人が近づくと、動くドアとの衝突や袖壁側に挟まれる、または手が引き込まれるなどの事故が発生する可能性があります。防護柵はこのような危険を未然に防ぐための重要な設備です。

2017年、自動ドアに関する安全規格「JIS A 4722」が制定されました。
自動ドアの安全性を確保し、利用者が安心して利用できる環境を整えることを目的としており、その中では防護柵の設置も挙げられています。
戸袋付近への人の侵入を回避できるため、防護柵を設置することは安全性の強化につながります。

ガラスフェンス防護柵。戸袋付近への侵入を防ぎます。

高級感にマッチしたブラック色が採用の決め手

今回採用いただいたQ-railing ガラスフェンス用バラストレイドは、フレームレスガラスで見た目にも美しく、エントランス全体の印象を高めます。
床固定されたアルミプロファイルは、自動ドアのフレーム色に合わせてブラック色を採用いただきました。
一般的なシルバー色だけでなく、ブラック色が既製品としてラインアップされていることで、塗装の手間が無く短期納品できる点が採用の決め手となりました。

アルミプロファイルはシルバー(アルマイト処理)とブラック(粉体塗装)の2色から選べます。
施設のデザインに調和する防護柵の設置が可能です。

抜群の施工性とメンテナンスの容易性

Q-railing ガラスフェンス用バラストレイドは、革新的な工法によって施工時間を大幅に短縮することができます。くさびではなくQ-DISCをプロファイルとガラスの間に差し込み、取付工具で回すだけで簡単に設置できるため、ガラスの穴あけや切り抜きが不要です。

さらに、施工作業は片側で完結するため、防護柵と自動ドアが近接している場合でも施工が容易に行えます。安全性を高めるために防護柵と自動ドアの隙間を狭めたいという現場の要望にも応えることができます。

取り付けに使用した工具を使うことにより、防護柵(ガラス)の取り外しも短時間で可能です。そのため、自動ドアのメンテナンス時間の短縮にもつながります。

意匠性と施工性に優れたQ-railing ガラスフェンス用バラストレイドシリーズ。
採用いただくことでマンションエントランスにおける自動ドアの安全性を確保しつつ、施設のデザインを損なわない美しい空間を保持することができました。

製品紹介

ガラスフェンス用バラストレイド Smartタイプ

  • 床固定用のバラストレイドです。
  • 全く新しい固定方式Q-DISCシステムはくさびをたたき込まず、Q-DISCを回すだけでガラスを設置でき、当社従来品より施工時間を短縮できます。
  • 新たにブラック色が追加になりました。
  • 連結ピンでプロファイル同士をつなぎ、まっすぐ隙間なく合わせられます。
  • オプションの笠木や排水プロファイルも併せてご検討ください。

※2024年5月22日時点の内容です。

                

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