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連載
2023.02.10

ホーム見学会やイベント集客につながる かんたんで見やすいチラシを作ろう!(5)

今回は最終回!ステップ6「制作から印刷まで」です。

「チラシを制作する」「出来上がったチラシに誤りがないかチェックする」「チラシを印刷する」を解説します。

ステップ1「誰に伝えたいのか明確にする」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ2「チラシに載せる情報を書き出す」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ3「キャッチコピーを考える」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ4「簡単にレイアウトを作ってみる」・ステップ5「写真やイラストを準備する」→ここをクリック

 

チラシを制作する

ステップ4で作った「簡単にレイアウトしたデザイン」をパソコンで制作する作業です。

皆さんは、パソコンで何か制作する時にどのようなソフトを使っていますか?

 

チラシの制作には、Adobe(アドビ)のIllustrator(イラストレーター)や InDesign(インデザイン)といったデザインソフトがよく使われます。専門的なソフトのため、クオリティの高いチラシを作ることができます。しかし、専門的なソフトは有料で操作難度も高いため、初心者の方が使いこなすまでには時間もかかってしまいます。

専門的なソフトがなくても、WordやExcel、PowerPointといったソフトを使ってチラシを制作することもできますので、自分が使い慣れているソフトで制作してみましょう。

 

①用紙の設定
まず初めに用紙の大きさを設定しましょう。ステップ4で作った「簡単なレイアウト」は、タテ向きのレイアウトでしたね。今回は、よく使われるA4縦(ヨコ210mm×タテ297mm)サイズを設定します。印刷したときに端が切れてしまうことがあるので、上下左右には3mm~5mm程度の余白を設けましょう。

②読みやすいフォントを選ぶ
情報をしっかりと伝えられるように、読みやすいフォント(書体)や文字サイズを選ぶことが大切です。何種類ものフォントを使うのではなく、文字の太さや大きさでメリハリをつけるようにします。特に目立たせたい部分は、太字のフォントで大きく。説明文などは、読みやすい太さとサイズでデザインするようにします。
初心者の方は、ゴシック体を1つ選び文字の太さや大きさでデザインすることをおすすめします。

③テーマカラーを決める
「色をたくさん使って目立たせたい!」と思いがちですが、使う色の数が増えるほど扱いは難しくなり、なんだかセンスがないチラシになってしまいます。基本の「3色」から、多くても「5色」を意識して作成しましょう。

まずは印象を決定づける主役のメインカラーを決め、その後ベースカラー、アクセントカラーの順に決めるようにしましょう。

私のおすすめのサイトをご紹介します。https://colorsupplyyy.com/app/
配色に迷ったら、このサイトで色を選ぶと便利です。

④装飾をする
装飾とは、目立たせたい所に変化を加えたり、吹き出しや飾り罫(模様のある罫線)などを付けたりすることです。やりすぎると装飾にばかり注意が向いてしまい、伝えたいことが伝わらないチラシになってしまうので注意しましょう。目立たせたい所や全体の雰囲気をアップしたい時に、さりげなく使うようにしましょう。

⑤全体のバランスを整える
最後に全体のバランスを整えましょう。配置・配色・装飾・書体のバランスを確認し、自分の作りたいイメージと合っているかどうか確認しましょう。文章に誤字脱字がないか、開催日時や連絡先も、しっかり確認しましょう。

確認作業が終われば、チラシデザインの完成です。

 

 

出来上がったチラシに誤りがないかチェックする

さて、出来上がったチラシに誤りがないか、さらにもう一度チェックしましょう。キャッチコピーを始めとする言葉の使い方にも、注意が必要です。意図が伝わらない文章になっていないか、誰かを貶めたり傷付けたりする表現を使っていないか、丁寧にチェックしましょう。チラシを制作した「ホーム・事業所の信頼」と「会社の信頼」にかかわりますので、できれば3人以上で確認(トリプルチェック)することをおすすめします。

 

SOMPOケアの「法律・ルールを守った広告制作ガイドブック」をガルーンのファイル管理に格納してあります。お読みいただくと、さらにチラシ制作に役立ちます。
http://gr2.amille.local/scripts/cbgrn/grn.exe/cabinet/view.csp?hid=4019&fid=144616
※社内端末からのみアクセス可能です。

 

広報部では、任意でブランドチェックを行っています。会社ロゴの使い方や各種表記についてブランドチェックを希望する場合は、現場でのトリプルチェック終了後に広報部までご相談ください。

なお、お戻しまで1週間~10日ほどお時間をいただきますのでご注意ください。

 

 

チラシを印刷する

トリプルチェックおよび、責任者による最終確認が終わったら、いよいよ印刷です。家庭用プリンター、複合コピー機、印刷会社やネット印刷への発注など印刷方法は色々あり、最近ではコンビニの複合コピー機で、スマホやパソコンからデータを送り印刷できるサービスもあります。

10~50枚程度の少部数の場合は、ホームや事業所のプリンターを使用すると思いますが、用紙とインクのストックがあるかチェックしてから印刷しましょう。追加して印刷する場合は、コピーではなく必ずもう一度パソコンから印刷してください。プリントしたチラシをコピーすると、画質が悪くなり色味なども変わってきて、せっかく作ったチラシが台無しになってしまいます。

100枚以上といった大部数の印刷は、印刷会社やネット印刷への発注が適しています。どの印刷会社、ネット印刷がいいのか迷ったときは広報部にご相談ください。また、外部発注の場合は納期が3日~1週間かかります。余裕をもって制作することをおすすめします。

自身が制作したチラシに反響があったらとても嬉しいですが、反響がなくても大丈夫です!ステップ1を思い出してください。100枚配布して1件の問い合わせがあったら大成功なので、めげずにチラシを作成して配布してみましょう。

チラシに反響があった場合は、広報部までご連絡ください!!ぜひ、フォーマット化して全社で共有したいと思います。

 

今回で「かんたんで見やすいチラシを作ろう!」は連載終了となります。もし、チラシの制作やそのためのスキル向上などに興味が湧いたら、YouTubeで「チラシの作り方」などのキーワードを検索してみてください。たくさんの方が教えてくれています!

時間がなく一から制作できないという方は、広報部が制作した各種チラシ・ツールフォーマットもありますので、ぜひご活用ください。

 

【各種営業チラシ・ツールフォーマットの格納先 ※ガルーンのファイル管理】

・在宅サービス系

http://gr2.amille.local/scripts/cbgrn/grn.exe/cabinet/index.csp?hid=4689

・施設サービス系

http://gr2.amille.local/scripts/cbgrn/grn.exe/cabinet/index.csp?hid=4690

※社内端末からのみアクセス可能です。

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ABOUT USこの記事を書いた人

砂坂 奈央子
週4パート勤務。
Illustrator、Photoshopが得意。
家の断捨離頑張り中。子どもたち思春期反抗中。