Zホールディングス株式会社と
LINE株式会社の経営統合に伴う
戦略的持株会社の商号の変更および体制に関するお知らせ

1. 当該子会社の概要

2. 新商号

Aホールディングス株式会社（英文：A Holdings Corporation）

3. 変更予定日

2021年2月28日
商号変更は、2021年2月28日に予定している、LINEがLINE分割準備株式会社に対してLINEの全事業（但し、ZHD株式および本経営統合に関してLINEが締結した契約に係る契約上の地位その他吸収分割契約において定める権利義務を除きます。）を承継させる吸収分割の効力発生を条件としています。

4. 変更の理由

AHDは、ソフトバンクとNAVERの両社グループの協業を推進するための戦略立案と、それに基づく各種施策の意思決定の役割を担う会社です。また、両社グループの広い事業戦略の見地から、ZHDの上場会社としての独立性を維持、尊重しつつ、新生ZHDグループの全ての株主の価値最大化に向けたアドバイスを行い、両社グループと新生ZHDグループとの間のシナジー創出のための支援を行います。AHDは取締役会だけでなく、新生ZHDの代表取締役等を出席者に含めたステアリングコミッティ（事業戦略検討委員会）も設け、AHDの代表取締役社長に就任予定の宮内謙が委員会の議長となり運用し、ソフトバンクやNAVERの事業とZHDの事業とのスピーディな連携とシナジーの創出を目指します。

AHDの「A」には、以下3つの両社経営陣の想いを込めています。

1. （1）
   「A-to-Z」の英語表現の意味の通り、グループ全体でシナジーを創出すること
2. （2）
   今後、グループ全体でAIを活用した事業領域に注力していくこと
3. （3）
   まずはアジア（Asia）へ向けた事業展開を志向し、将来はグローバルへ事業を展開していくこと

5. AHDの役員体制

現在LINEの取締役を務める黄仁埈氏に加えて、ソフトバンクの経営陣から宮内謙および藤原和彦が、NAVERの経営陣から李海珍氏が、それぞれ2021年3月1日付でAHDの常勤取締役に就任し、李海珍氏および宮内謙は、2021年3月2日付でAHDの代表取締役に就任する予定です。加えて、小柴満信氏が2021年3月1日付でAHDの社外取締役に就任する予定です。ソフトバンクがAHDの社外取締役として招請した小柴満信氏は、現在、JSR株式会社の取締役会長を務めており、半導体をはじめとする最新テクノロジー領域に明るく、またグローバルな事業展開の深い経験と見識をもつ経営者であり、新生ZHDグループの事業戦略に大きく貢献していただけると考えています。