撮影ポイントに気を付ける
iPhoneを始めとするほとんどのスマホは、
ズーム機能(光学ズーム)が「デジタルズーム」というものになります。
例えば、一眼レフでは1,000万画素のものをズームしても
1,000万画素のままですが、デジタルズームの場合は
4倍近づけば画素数は250万画素に下がります。
つまり、ズームで撮影すると画像が粗くなるということ。
なので、スマホでアップの撮影をしたい場合は
被写体に近づいて撮影するようにしましょう。
Check2
逆光撮影は上級者クラス! 出来るだけ順光で撮影する
景色などの撮影は自ずと撮影位置が決まりますが、
人物を撮る際には立ち位置が大事です。
逆光状態できれいに撮影するには光をかなりうまく
コントロールする必要があり、難易度が高い上級者クラスの
撮影となります。スマホで撮影する場合は順光を意識しましょう。
常に光を背中で受けて、太陽や照明は後ろにある状態で
撮影することがポイントです。
逆光の場合
構図を考える
今回は、簡単にできる3つの構図を紹介します。
見せたいものを中央に持ってくる構図です。
一番簡単で使いやすいので、初心者にオススメです。
画面を縦と横それぞれ3つに分けて考える構図です。
分割線の交点(○の部分)に被写体を置くと、
スッキリときれいな写真になります。
画面を2つに分けて考える構図です。
上下対称、左右対称ものを撮影するのに適しています。
Point!
スマホアプリには「グリッド線」を出す機能が
備わっていることが多いので活用しよう!
手ぶれを防ぐ方法
きれいな写真を撮るために、手ぶれは厳禁。
スマホ用の三脚も販売していますが、
旅行の時にはできる限り荷物を減らしたい・・・。
そこで、三脚なしで手ぶれを減らす方法を紹介します。
壁などに寄りかかって体が動かないように固定します。
そして、両脇をしめてシャッターを切ると、かなり手ぶれが防げます。
シャッターボタンを押す瞬間にどうしても手がぶれてしまうので、
セルフタイマーを1秒〜3秒ぐらいで設定をして
安定した状態でシャッターが降りるのを待ちます。
少し時間がかかりますが、手ぶれ防止にはかなり効果的です。
上手に自撮りする方法
旅の思い出になる写真は、やっぱり自分も写っておきたいもの。
日常の自撮りはそこまでのクオリティは求めなくても、
旅行先の風景と一緒にという場合はしっかりキレイに
撮りたいですよね。以下の4つのポイントをおさえて、
スマホできれいに自撮りしましょう。
スマホには、インカメラ(前面)とアウトカメラ(背面)が付いています。機種によって異なりますが、
インカメラのレンズは品質が低い場合が多いです。
撮る時に画面が見えず撮影しづらいため難易度が上がりますが、
できるだけアウトカメラで撮るようにすると、
きれいな写真が撮れるようになります。
旅先の風景をバックに自撮りしたい場合は、
腕を思いっきり伸ばして写真を撮りましょう。
できるだけ首もカメラから遠ざかるように後ろに引くと、
さらにバランスの良い写真になり、小顔効果も期待できるかも!?
ツーショットの自撮りはふたり横に並んで撮ると
画面をかなり覆ってしまいます。
後ろの風景もしっかり写したい場合は、
縦に並んで撮ると風景も広く写せます。
最近人気の自撮り用のツール「セルカ棒(セルフィースティック)」、
「セルカレンズ」を活用すると、まるで人に撮ってもらったかのような距離やアングルで撮影することができます。
ただし、観光地によってはセルカ棒使用禁止の
場所がありますので注意しましょう。
また禁止されていない場所でも、人の多いところでは、
周りに気を配りながら使用することを忘れずに。
きれいな写真が撮れると、後日その写真を見て
旅行の記憶を鮮烈に思い出すことができます。
セルカ棒もマナーを守って上手に活用すれば、
旅の仲間との集合写真も自撮りすることができるので、
いい旅の思い出が残せます。
※こちらは、公開日が2016年3月3日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。