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2019.10.16

旅の思い出をきれいに残そう。
スマホカメラが大活躍!

writer : 編集部

旅のスマホ撮影術
これまで、デジカメやビデオカメラは旅の必須アイテムでした。最近では、常備しているスマホがその役目を果たすようになりました。旅行先での風景や出来事を撮ることはもちろん、できればその時の雰囲気や空気感も残しておきたいところです。上手に思い出を残すため、スマホでの撮影のコツをいくつか紹介しましょう。

Check1

レンズをきれいにする

スマホはレンズがむき出しになっています。そのため指紋やホコリが付いて汚れていることが多いので、まずはレンズをしっかりきれいに拭きましょう。ハンカチやティッシュでもOKですが、メガネ拭きがあればベストです。
スマホのレンズはメガネふきできれいに

Check2

カメラの解像度設定を高くする

iPhoneの場合は解像度の設定ができますので、一番高い数値に設定しましょう。アンドロイドなどiPhone以外や、デフォルトのアプリを使用しているiPhoneは解像度の設定ができない場合があります。

撮影ポイントに気を付ける

Check1

ズーム機能は使わず自分から近づく

iPhoneを始めとするほとんどのスマホは、ズーム機能(光学ズーム)が「デジタルズーム」というものになります。例えば、一眼レフでは1,000万画素のものをズームしても1,000万画素のままですが、デジタルズームの場合は4倍近づけば画素数は250万画素に下がります。つまり、ズームで撮影すると画像が粗くなるということ。なので、スマホでアップの撮影をしたい場合は被写体に近づいて撮影するようにしましょう。

Check2

逆光撮影は上級者クラス! 出来るだけ順光で撮影する

景色などの撮影は自ずと撮影位置が決まりますが、人物を撮る際には立ち位置が大事です。逆光状態できれいに撮影するには光をかなりうまくコントロールする必要があり、難易度が高い上級者クラスの撮影となります。スマホで撮影する場合は順光を意識しましょう。常に光を背中で受けて、太陽や照明は後ろにある状態で撮影することがポイントです。
逆光は上級者向き

逆光の場合

構図を考える

今回は、簡単にできる3つの構図を紹介します。

Check1

日の丸構図

見せたいものを中央に持ってくる構図です。一番簡単で使いやすいので、初心者にオススメです。
日の丸構図

Check2

三分割構図

画面を縦と横それぞれ3つに分けて考える構図です。分割線の交点(の部分)に被写体を置くと、スッキリときれいな写真になります。
三分割構図

Check3

二分割構図

画面を2つに分けて考える構図です。上下対称、左右対称ものを撮影するのに適しています。
二分割構図

Point!

スマホアプリには「グリッド線」を出す機能が備わっていることが多いので活用しよう!

Photo9

手ぶれを防ぐ方法

きれいな写真を撮るために、手ぶれは厳禁。スマホ用の三脚も販売していますが、旅行の時にはできる限り荷物を減らしたい・・・。そこで、三脚なしで手ぶれを減らす方法を紹介します。

Check1

体を固定して両脇をしめる

壁などに寄りかかって体が動かないように固定します。そして、両脇をしめてシャッターを切ると、かなり手ぶれが防げます。

Check2

セルフタイマーを使う

シャッターボタンを押す瞬間にどうしても手がぶれてしまうので、セルフタイマーを1秒〜3秒ぐらいで設定をして安定した状態でシャッターが降りるのを待ちます。少し時間がかかりますが、手ぶれ防止にはかなり効果的です。

上手に自撮りする方法

旅の思い出になる写真は、やっぱり自分も写っておきたいもの。日常の自撮りはそこまでのクオリティは求めなくても、旅行先の風景と一緒にという場合はしっかりキレイに撮りたいですよね。以下の4つのポイントをおさえて、スマホできれいに自撮りしましょう。

Check1

アウトカメラを使う

スマホには、インカメラ(前面)とアウトカメラ(背面)が付いています。機種によって異なりますが、インカメラのレンズは品質が低い場合が多いです。撮る時に画面が見えず撮影しづらいため難易度が上がりますが、できるだけアウトカメラで撮るようにすると、きれいな写真が撮れるようになります。
インカメラとアウトカメラの画質の違い

Check2

思い切り腕を伸ばす

旅先の風景をバックに自撮りしたい場合は、腕を思いっきり伸ばして写真を撮りましょう。できるだけ首もカメラから遠ざかるように後ろに引くと、さらにバランスの良い写真になり、小顔効果も期待できるかも!?
腕を伸ばさずに撮った場合
腕を伸ばして撮った場合

Check3

縦に並ぶ

ツーショットの自撮りはふたり横に並んで撮ると画面をかなり覆ってしまいます。後ろの風景もしっかり写したい場合は、縦に並んで撮ると風景も広く写せます。
横に並んで撮った場合
縦に並んで撮った場合

Check4

人気のセルカ棒やセルカレンズを使う

セルフィースティック
最近人気の自撮り用のツール「セルカ棒(セルフィースティック)」、
「セルカレンズ」を活用すると、まるで人に撮ってもらったかのような距離やアングルで撮影することができます。
DSC_6951
ただし、観光地によってはセルカ棒使用禁止の場所がありますので注意しましょう。また禁止されていない場所でも、人の多いところでは、周りに気を配りながら使用することを忘れずに。

きれいな写真が撮れると、後日その写真を見て旅行の記憶を鮮烈に思い出すことができます。セルカ棒もマナーを守って上手に活用すれば、旅の仲間との集合写真も自撮りすることができるので、いい旅の思い出が残せます。

※こちらは、公開日が2016年3月3日の記事となります。更新日は、ページ上部にてご確認いただけます。

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