10. 9
評価方法について
【気象の分野でよく使われる評価指標】
→ 霧は極度の不均衡データになっている
■スレットスコア(TS) = D / ( B + C + D )
このうち適当に予測しても当たってしまう
割合を考慮したものをETSと呼ぶ
●バイアススコア(BI) = ( C + D ) / ( B + D )
空振り・見逃しのバランスを見る
【ベンチマーク】
気象庁の視程ガイダンスの精度:成田空港はETS = 0.08 (±0.02)
ここで霧かどうかの閾値は 1600m となっている
→ 分析[1]の閾値も 1600m とする
※気象庁の手法はカルマンフィルター+頻度バイアス補正
通常公開されていないデータも使える
→ 基本、不利な戦いではある
予報
0(なし) 1(あり)
実況
0(なし) A C
1(あり) B D