lsを読まずにプログラマを名乗るな! (単行本)

lsを読まずにプログラマを名乗るな!
フォーマット:
単行本 電子書籍
著者 藤原克則
ジャンル IT系書籍 > プログラミング言語
書店発売日 2013/09/19
ISBN 9784798039435
判型・ページ数 B5変・240ページ
定価 2640円
(本体2400円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

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Linux、Mac OS X、BSD、SolarisといったUNIX系OSにおいて最も身近なコマンドであるlsのソースコード解説書です。UNIX系OSを使っているプログラマであれば、誰でもlsコマンドを日常的に使っていることでしょう。実際、lsコマンドを実現しているプログラムは汎用性が高く、大量のデータも処理できるよう作られており、そのソースコードを読み解くことはプログラマの成長にとって大変役立ちます。本書は、C言語に習熟している人を対象に、GNU coreutiles 8.21のlsソースコードを解説します。lsのソースコードを読めば、マルチプラットフォーム対応の注意点、大量のデータを可能な限り継続処理する方法、実行性能や利便性とのバランスの取り方がわかります。

【サポートはこちら】https://www.shuwasystem.co.jp/support/7980html/3943.html
基本機能 Chapter 0 事前準備
0.1 ソースコードの入手
0.2 ビルドの実施

基本機能 Chapter 1 基本的な処理ルート
1.1 本章で読む機能の範囲
1.2 情報格納領域の確保
1.3 引数の処理と、表示対象パスの構築
1.4 対象の存在確認
1.5 指定対象の表示

基本機能 Chapter 2 ディレクトリ要素の表示
2.1 本章で読む機能の範囲
2.2 指定対象からのディレクトリの抽出
2.3 ディレクトリ要素の取得
2.4 ディレクトリ名の表示の有無

基本機能 Chapter 3 シンボリックリンクに対する挙動
3.1 本章で読む機能の範囲
3.2 シンボリックリンクに対する挙動
3.3 symlinkとsymlink/の違い

基本機能 Chapter 4 ディレクトリ要素の再帰的な表示
4.1 本章で読む機能の範囲
4.2 再帰的な『表示対象ディレクトリの取得』
4.3 『ループ』の検出

基本機能 Chapter 5 表示における整列
5.1 本章で読む機能の範囲
5.2 整列処理の必要性
5.3 整列処理
5.4 比較関数群の定義
5.5 ディレクトリにおける要素の管理

基本機能 Chapter 6 国際化
6.1 本章で読む機能の範囲
6.2 プログラムの『国際化』とは?
6.3 メッセージ表示
6.4 文字列比較
6.5 日時表示
6.6 文字コード

基本機能 Chapter 7 シグナル
7.1 本章で読む機能の範囲
7.2 シグナル対応の必要性
7.3 シグナル対応のための初期化
7.4 捕捉対象シグナル
7.5 シグナル発生時の処理
7.6 SIGSTOPとSIGTSTP
7.7 lsコマンド終了時の処理

補足説明 Chapter 8 UNIX系コマンドの基本的な作法
8.1 オプション解析
8.2 使用方法表示

補足説明 Chapter 9 ファイルの詳細情報
9.1 日時表示
9.2 シンボリックリンク情報
9.3 消費ブロック表示

補遺 A Cプログラミングの予備知識
A.1 メモリの管理
A.2 ライブラリ関数とシステムコール

補遺 B ソースコード読解用ツール
B.1 オンラインマニュアルの参照
B.2 #ifdef系ディレクティブの除去
B.3 タグ付け
B.4 関数/システムコール呼び出しの解析

補遺 C lsコマンドのオプション一覧

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