Cloudflare R2をCyberduckで使う方法
Cloudflare R2をmacOSで定番のFTPクライアント「Cyberduck」で使う方法を解説します。
CloudflareのAPIトークンを取得する
まずは、CyberduckからCloudflare R2にアクセスを可能にするAPIトークンを作成します。
Cloudflareのダッシュボードにログインしたら、R2のページに入ります。すると、右側に「R2 API トークンの管理」というリンクがあるのでクリックします。ここからトークンを作成するとR2に合わせた設定がデフォルトでされているので便利です。
ちなみ、バケットごとのトークンを作成したい場合は、「オブジェクト読み取りと書き込み」権限でバケットを指定すると良いでしょう。自分のアカウント全体なら「管理者読み取りと書き込み」で良いと思います。
作成したトークンは一度しか表示されないので、どこかにコピペして保存しておきます。
Cybderduckで設定をする(Amazon S3の設定を使う)
続いて、Cyberduck側の設定です。
Cloudflare R2はAmazon S3互換のオブジェクトストレージなので、Cyberduckの設定プロファイルの「Amazon S3」を使うことができます。
Cybderduckのメインがメインの下の「+」ボタンをクリックして、新規ブックマークを追加します。その際に一番上のプルダウンから「Amazon S3」を選びます。
設定を入力すべき箇所は、
- ニックネーム
- サーバー
- アクセスキーID
- シークレットアクセスキー
4箇所です。
注意したいのは、「サーバー」のとことで、Cloudflare R2はユーザーごとに次のようなサーバーURLが発行されますが、
https://乱数.r2.cloudflarestorage.com
このURLをそのまま「サーバー」のフォームに入力すると、Cyberduck側が勝手にプロファイルを「WebDAV」に切り替えてしまい、アクセスキーIDとシークレットアクセスキーのフォームが消えてしまいます。
なので、必ず「サーバー」の部分は、「https://」を含めない
乱数.r2.cloudflarestorage.com
だけで入力しましょう。
入力が終わったら、「x」ボタンでブックマークウィンドウを閉じれば設定はOKです。
するとCyberduckのブックマーク一覧にニックネームで指定した設定が出てくるので、ダブルクリックをするとCloudflare R2に接続し、FTPのようにファイル操作ができます。
価格は記載がある場合を除き、すべて税込みです。
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