Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数サーバがランサム被害、ファイルが暗号化 - 九州鉄鋼センター

自動車用鋼板の加工を手がける九州鉄鋼センターは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃の被害に遭ったことを明らかにした。

同社によれば、複数の同社サーバに保存されていたファイルが暗号化され、アクセスできない状態となっていることが12月9日朝に判明した。

同社ではネットワークを遮断するとともに、被害を受けた可能性があるサーバを隔離。外部協力のもと調査を行ったところ、ランサムウェアによる被害であることが確認された。

同社では、データの復旧作業を進めるとともに、サイバー攻撃による影響の範囲や被害状況について調査を行っている。業務に関しては代替手段など用いながら継続しているという。

(Security NEXT - 2024/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

事務局サーバの侵害、不審な検索結果から発覚 - 東亜大
米当局、IPカメラやNVRの脆弱性悪用で注意喚起 - EOL製品は使用中止を
11月のフィッシング攻撃は報告、URLともに過去2番目の規模
Fortinetの複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」も
ブラウザ「Chrome」にアップデート - 複数の脆弱性を解消
情報連携ネットワークに患者情報を誤表示、設定ミスで - 大公大付属病院
不備書類の返送、異なる宛先に誤送付 - 船橋市
「Laravel」のモニタリングツールに脆弱性 - アップデートで修正
教職員に多数の標的型攻撃メール、アカウント詐取被害 - 大体大
攻撃者に狙われるクラウド設定ミス、行政機関の対策を義務化 - 米政府