さまざまな再生可能エネルギーで使用できる
世界初のパワーコンディショナ「SANUPS W83A」を開発
2024年5月28日
山洋電気株式会社は、さまざまな再生可能エネルギーで使用できるパワーコンディショナ「SANUPS(サナップス) W83A」を開発しました。
地球環境の保全とSDGsに貢献します。
特長
1. 再生可能エネルギーを最大限に利用
太陽光、風力、水力、バイオマス、廃熱利用などの再生可能エネルギーの発電電力を、適切な電力制御※1によって無駄なく最大限に利用できます。(世界初※2)
2. 電力の安定供給に貢献
蓄電池と組み合わせる※1ことで、電力需要が急増するピーク時に蓄電池から電力を供給でき、電力の安定供給に貢献します。
3. 設置スペースとCO2排出量の削減
当社従来品※3に対して、体積を14%、設置面積を28%削減しました。さらに変換効率を2%向上し、95%を達成しました。設置スペースとCO2排出量の削減に貢献します。
4. 防災・BCP対策に貢献
停電などの非常時に、再生可能エネルギーや蓄電池から電力を供給できるため、防災やBCP対策に貢献します。
5. 無線通信(Wi-Fi)による操作性、保守性を向上
Wi-Fi機能により、スマートフォンなどで稼働状況を容易に確認できます。さらに、有線LANを使用したネットワークシステムを構築することで、遠隔監視も実現できます。
6. SDGsに貢献
再生可能エネルギーの割合を拡大し、エネルギー効率の改善に寄与できる製品です。SDGs目標の「7:エネルギー問題」に大きく貢献します。
※1 それぞれの電力制御については、仕様表を参照ください。また、一台のパワーコンディショナに接続できる発電システムおよび蓄電池はいずれか一種類のみです。
※2 産業用パワーコンディショナにおいて。2024年5月28日現在。当社調べ。
※3 当社従来品は、太陽光発電システム用パワーコンディショナSANUPS P73L 出力容量50 kW。
仕様
発電用途別電力制御 | 太陽光:最大電力点追従制御(MPPT制御) 風力・水力など:発電機パワーカーブ制御※ 蓄電池(LIB):スケジュールによる充放電制御 |
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連系出力容量 | 49.9 kW | |
自立出力容量 | 50 kVA | |
絶縁方式 | 商用周波絶縁 | |
直流入力 | 入力運転電圧範囲 | DC 200~600 V |
交流出力 | 相数線数 | 三相3線 |
定格電圧(線間) | AC 202 V | |
定格周波数 | 50または60Hz | |
力率設定範囲 | 0.8~1.0(0.01ステップ) | |
効率 | 95%以上(定格出力時、力率1.0 設定の場合) | |
使用環境 | 周囲温度:-10~+50°C(屋内) 相対湿度:30~90%(結露なきこと) |
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期待寿命 | 15年 |
※ システムに合わせた直流入力電圧―電力の特性を設定して使用する制御方法
カタログデータ
用途
太陽光、風力、水力、バイオマス、廃熱利用などの発電システム
蓄電池を使用した充放電システム
受注開始日
2024年6月3日
価格
オープンプライス
リリースに記載されている内容はすべて、2024年5月28日現在の実績です。
記載された会社名と商品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。
「SANUPS」は山洋電気株式会社の登録商標です。