サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(83)が、21日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演。自身が選ぶ平成ベストナインを発表した。メンバーと野村氏が選出した理由は以下の通り。
先発 ダルビッシュ有
「いろんな球種を投げるし、ストレートも速いし、コントロールもそこそこ良い。将来、大投手になる予感はあった」
中継ぎ 遠山奨志
「投手らしい性格をしている。松井秀喜専属のストッパー。何がいいといったら度胸がいい」
抑え 佐々木主浩
「クセ探しを一生懸命やったけど見つからない。ストッパーで出てきたらゲームセット」
捕手 古田敦也
「新人のときからベンチにいるときはおれの側にいろと。一生懸命、打者攻略を教えているのにバッティングに活かしてバッティングまでよくなっちゃった。圧倒的」
一塁手 落合博満
「ライトでもレフトでも、どこでもヒットが打てる。こういう長距離バッターは見たことがない」
二塁手 辻発彦
「野球の目の付けどころがいい。視野が広い。状況判断という面ではナンバーワン。野球の神髄みたいな選手」
三塁手 原辰徳
「長嶋茂雄の影響を多分に受けている。長嶋に似ている。選ばないと仕方がない。あまり好きじゃないけどね…」
遊撃手 宮本慎也
「勉強家だよ。なんでも知りたがる。監督をやらせたい人材」
左翼手 松井秀喜
中堅手 柳田悠岐
右翼手 イチロー
「文句なし。三拍子も四拍子もそろっている。欠点がない」
このドリームチームを率いるのは誰がふさわしいかと問われると、野村氏は「そんなの聞く必要がないね。俺でしょ。俺にやらせたら最高だろうね」と豪語していた。