東京都の小池百合子知事(72)が24日、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」4時間SP(火曜後7・0)に出演。左膝関節を剝離骨折した始球式を振り返った。
小池氏は8月6日に神宮球場でのヤクルト―阪神戦の始球式で骨折したことを振り返り、「マウンドが25センチぐらいで、ずるっと滑った。練習ではバッチリストライクが決まってたんですよ」と練習と本番で環境が違いすぎたと指摘した。
小池氏から神宮のマウンドで投げたことはないかと聞かれたタレント、長嶋一茂(58)は「なくはないです。マウンドが滑る? それはマウンドがいけないです」と即答しスタジオは爆笑。小池氏は「(マウンドで滑るのは)私だけじゃないと思うんですよ。私、スニーカーだったんですけど、やっぱりマウンドの問題」と再び指摘した。
一茂が「真剣な話をするとWBCとか国際試合が増えて、マウンドを硬くしてるんですよ。メジャーの球場って硬い。今、日本の野球場も基準を合わそうとして。昔はもっと軟らかかったんですよ。昔だったら折れてなかったです」と説明すると、納得した小池氏は当時の状況について「ボキじゃなくて、剥離骨折でそれがまた痛いんですよ。しらばく車椅子に乗って、松葉杖ついて。ほんのちょっと段差があるだけで車椅子が上がらないんですよね。東京五輪でずいぶん整えたんですけどね。自分自身が体験してあらためてバリアフリーって重要だなと思いました」としみじみと語った。