台湾タピオカミルクティーの発祥店「春水堂」を日本で展開するオアシスティーラウンジ(東京・港区)は今月、春水堂の国内旗艦店を東京・銀座にオープンした。台湾産茶葉をはじめ品質にこだわったドリンクやフードで、20~50代の幅広い年齢層でファンを増やす。
春水堂・銀座店は銀座4丁目交差点に面した商業施設「銀座プレイス」の地下1階で、本場台湾の店舗をイメージし、木や石などの自然素材をあしらってくつろげる雰囲気とした。
同店では、店舗限定商品「銀座のタピオカミルクティー『タピオカ白桃鉄観音ミルクティー』」(810円)を販売。白桃果汁を使用し、銀座をイメージしてたっぷりのクリームと白桃果実を盛りつけた見た目も豪華なドリンクだ。
オアシスティーラウンジの木川瑞季代表取締役は、「コーヒーと比べればまだ小さいが、お茶の市場が広がっている。銀座店ではあらゆる世代、国籍の方にお茶を楽しんでもらえるきっかけを提供したい」と話す。
春水堂は1983年、台湾・台中市で創業し、台湾に50店舗ある。日本では2013年に東京・代官山に1号店をオープン、東京や大阪、福岡などに計14店舗を展開。日本では今期、さらに2店舗オープンする予定という。