「モーニングにはサスペンダーを」だぶつくズボン、銀座英国屋が石破首相にアドバイス

初閣議を終え、石破茂首相(前列中央)と記念撮影に臨む新閣僚ら=1日夜、首相官邸(鴨川一也撮影)
初閣議を終え、石破茂首相(前列中央)と記念撮影に臨む新閣僚ら=1日夜、首相官邸(鴨川一也撮影)

石破茂首相が1日夜、官邸で新閣僚をそろえた写真撮影に臨んだ際、ズボンの裾がだぶつき、ふくよかな腹部が目立ったことが話題になっている。高級オーダースーツ「銀座英国屋」を展開する英国屋(東京都中央区)の広報担当者は「モーニングではサスペンダーで吊ることがポイント」ときれいな着こなしをアドバイスした。

首相は1日、宮中で行われた認証式にモーニング姿で臨み、官邸に戻った後、全閣僚をそろえた恒例の写真撮影に臨んだ。その際、通常は上着に隠れる程度まで吊り上げられるコールズボンの上のラインがむきだしになり、全体がずり下がっているような印象を与えた。

モーニングは前裾から後ろ裾にかけて曲線的にカットされたコートを合わせるスタイルで、昼間の正礼装のひとつ。上着に合わせるズボンは縦縞柄が一般的で、スマートな印象が清潔感を演出する。

英国屋の広報担当者は「(首相のズボンは)ベルトで留められているようなので上がり切らず、裾がだぶついてるのではないか」と指摘。「モーニングではサスペンダーで吊り下げるのが通例」と解説した。(高木克聡)

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