サクラサクマーケティングのコンサルタント増村が終活関連の情報サービスを提供している「株式会社 鎌倉新書様」にインタビューをさせていただきました。
鎌倉新書様とはスポットでのSEOコンサルティング等を行なわせていただきました。今回は、取り組みに至った経緯や具体的な施策例に対する感想などについて詳しくお声を伺います。
企業情報
株式会社 鎌倉新書 | |
所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目14-1 兼松ビルディング3階 |
代表 | 代表取締役会長CEO 清水 祐孝 代表取締役社長COO 小林 史生 |
創業 | 1984年(昭和59年)4月17日 |
事業内容 | ITメディア・サービス事業 |
ホームページ | https://www.kamakura-net.co.jp/ |
企業情報詳細 高齢者やそのご家族と終活に関わる事業者を結ぶマッチングプラットフォーム運営のほか、終活関連の情報サービスを提供。 その他にも自治体と連携し、高齢者領域での住民サービスの支援なども行なっている。 |
■ 村山様プロフィール
COO付/横断SEO
鎌倉新書グループ全体のSEO責任者として、お墓、葬祭、相続、仏壇など各事業サイトのSEOを横断的に統括・監修しながら、Webマーケティングの実行支援まで一貫して実施。社内全サービスにおけるWeb集客の成果創出を後押ししている
■ 小川様プロフィール
仏壇事業部Webディレクター
いい仏壇のサイト運営全般を担当。開発ディレクション、SEO、広告運用、サイト内広告の企画・運用に従事。
高齢化社会における社会課題の解決を目指す「株式会社 鎌倉新書」様
まず「株式会社 鎌倉新書様」の事業内容について教えてください
弊社のおもな事業内容は、お墓・葬儀・仏壇・相続・介護などの「終活」に関するポータルサイトの運営です。弊社は、もともとは出版社として創業し、供養業界の専門誌の発行から事業が始まりました。そこから派生して、2000年ごろからはインターネット上で葬儀・お墓や仏壇などに関わる事業者と、ユーザーをつなげるマッチングビジネスを行なっています。
インターネット事業へ転換したきっかけは、2代目である現会長の清水が紙媒体の限界を感じたことでした。
「鎌倉新書の仕事は雑誌を出版することではなく、情報を伝えることが本質。手段は紙ではなくても良いはず」
このように清水は考え、インターネット事業に舵を切ったそうです。ただ、当時の編集者たちにはあまり受け入れられず、紙からインターネットへの転換期には多くの社員が会社を離れてしまったとも聞いています。
その後もインターネット事業の成果はすぐには出ませんでしたが、現在のビジネスモデルであるマッチングポータルサイトの運営に舵を切り、今では紙媒体の売り上げを超えてインターネット事業が主力事業となりました。また、SEOに詳しい社員の尽力もあり、サイトの構造からしっかり作り込めたことは当社の成長に寄与しています。
近年は、自治体と協力した取り組みを行なっていたり、対面で「終活」の相談ができる店舗がオープンしたりとさらに事業の幅を広げています。「高齢者の課題を解決して老後の不安を解消し、明るく生きてもらうことで社会をより良くしていこう」という会社の理念に沿ったサービスを展開しています。
他社とは違う特徴やストロングポイントはどのような点でしょうか?
出版が主業であった時代から換算すると約40年、終活・供養業界に携わってきた知見と、それによるさまざまな専門業者とのつながりがある点が他社にはない強みです。また、葬儀のみ、お墓のみ、特定のエリアのみ、などに絞ると弊社よりも強みを持っている会社もあるかもしれませんが、弊社のように一気通貫でサービスを提供し、さらに広いエリアをカバーしている会社はほかにはあまりないと思います。
サクラサクマーケティングにお声がけいただいた背景
サクラサクマーケティングとお取引をする前はどのような施策を行なっていましたか?
お墓・葬儀・仏壇・相続・介護といった事業分野ごとの担当ディレクターを中心に、村山が全体を監修しながら社内で基本的なSEO施策は行なっていました。
ただ、各事業のディレクターは多くの役割を兼任しており、経験やスキル面の違いもあるので、打てる施策の量や質、成果の出方に差が見られることが多くありました。特に仏壇事業に関しては担当がいない時期もあり、必要な施策がほとんど打てていない状態が1~2年続いていました。
取引前は、ほかにどのような課題や問題点があったのですか?
大きく分けて2つありました。
一つは、リソースの問題です。社内のSEO監修はすべて村山1人で行なっているため、規模が大きくなるにつれ、リソース的に現実的ではなくなってきていました。
この問題を解消するため、定期的に外部の専門家にスポットでサイトの現況把握・ヘルスチェックと施策案出しまで行なってもらうことがあるのですが、いただいた施策案を実装するのは結局自分たちでやるしかないので、リソース問題の解消には至っていません。
とはいえ、外部の方に実装まで含めて伴走支援してもらう取り組みに対して、私はあまり価値を感じていません。なぜかというと、SEOにおいて重要なのは、ビジネスモデルを本質的に理解したうえで、サイトの仕様や実装難易度などさまざまな要素や条件のなかで判断して、施策を柔軟に変化させ対応していくことだと考えているからです。
もう一つの課題が、仏壇事業のサイトの弱体化です。仏壇事業には、弊社のほかのBtoCサービスとは異なる特徴があります。弊社のサービスの多くは、葬儀であれば葬儀会社、お墓であれば霊園や石材店というように、消費者が事業者あるいはその施設を選ぶ形となっています。しかし、仏壇において消費者が関心を持っているのは商品(仏壇)そのものです。私たちは「事業者」と「ユーザー」をつなげるサイト運営に強みを持っていたので、そこにギャップが生じてしまっていたんです。
仏壇は弊社が手がけるBtoCサービスのなかで、現状唯一ECサイトで購入するという選択肢がある分野ですが、私たちとしては、仏壇を販売している実店舗(事業者)と仏壇を探しているユーザーをつなげたいと考えています。
ECサイトで仏壇を購入する人も増えているなかで、どうやって「店舗で実物を選んで購入する」というユーザー行動を促すか?これが仏壇事業の課題でした。
そこで、外部からの新しい視点を取り入れたいと考えました。
サクラサクマーケティングを知った経緯や採用を決断したきっかけや、理由はどのような点でしょうか?
弊社の要望に応えてくれそうなSEO支援会社のなかから、過去に依頼しておらず新しい視点を取り入れられそうな会社を絞り込みました。そして最後は、会社というよりも担当者を重視しましたね。実際に話してみて、どのような視点で物事を考えているか、どのような切り口の提案が期待できそうか、などを検討した結果、サクラサクマーケティング様が一番良いと感じました。
また、継続の仕事しか受けない会社も多いなかで、スポットでの依頼ができる点や、依頼しやすい価格設定も選んだポイントです。
サクラサクマーケティングを活用して良かった点
弊社との取り組みのなかで、ご満足していただけているポイントはどういった点でしょうか?
今回検討したSEO支援会社のなかで、弊社の事業を最も理解しようとしてくれていると感じました。私たちの意図を深い部分まで汲み取ったうえで、それに応じた大小の施策を多く提案していただいたおかげで、金額以上の成果を得られたと感じています。
正直解決が難しいだろうと思っていた課題もありましたが、期待を超える結果を出していただけましたね。
サクラサクマーケティングにご満足いただけた理由には、成果以外にどういった点がございますか?
スポットでの提案が終わってからも、ちょっとした質問などに対応していただけたことは、個人的にとても価値を感じている部分です。
SEOに関する疑問などをサクラサクマーケティング様にお聞きすると、的確で納得のいく答えが返ってくるので、弊社のSEO人材の育成にも寄与していると思います。外部から客観的かつ専門的な意見をいただくことで、弊社のなかにもノウハウが蓄積され、マーケティング領域の強化にもつながっていると感じます。
今後について
サクラサクマーケティングに今後ご依頼したいことや、そのときに期待したいことなどはどういった点でしょうか?
今回は仏壇事業のマーケティングをお願いしましたが、またほかの事業でスポットとして依頼することも選択肢に入っています。その際は、引き続き新しい視点や切り口でのご提案を期待したいです。
コンサル担当から一言
鎌倉新書様が運営されているサイトは、これまで私自身が他社様のSEOコンサルティングをするなかでも、競合サイトとして目にするほど露出の高いサイトが多く、Webマーケティングに力を入れている会社であると存じていましたので、ご依頼をいただいた際は身が引き締まる思いでした。
そんななか、実際のご提案内容、やりとりに対して評価をいただけたことは大変うれしく思っております。
また、今回弊社で担当するサイト以外での取り組みなどもお伺いすることで、私自身も勉強になりました。
今回はスポットでのご依頼でしたが、今後もお力添えできればと思いますので、よろしくお願いいたします!
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