小学生の部で最優秀賞に輝いた小森和香さんの作品

中学生の部で最優秀賞に輝いた岩本成之介さんの作品

 武雄市の県立宇宙科学館はこのほど、昨年9月に実施した「宇宙の日」にちなんだ小中学生絵画コンテストの審査結果を発表した。最優秀賞には、小学生の部は小森和香さん(明倫小6年)、中学生の部は岩本成之介さん(鹿島西部中1年)が選ばれた。

 「宇宙の日」は、1992年に宇宙飛行士の毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルに乗り込み、宇宙に出発した9月12日と定められている。今回のテーマは「きみの考える宇宙ロボット!宇宙に連れて行くきみの相棒」で、県内外から小学生245点、中学生62点の合計307点の応募があった。

 最優秀賞の小森さんの作品は、暗い宇宙空間の中で宇宙飛行士とロボットが浮いているように見える画面構成が高く評価された。岩本さんは宇宙基地をカラフルでポップに描き、色彩的に宇宙空間の深淵(しんえん)までも分かる作品と評価を受けた。

 東光会常任審査員の金子剛さん、佐賀大名誉教授の新井康平さんら4人が審査し、最優秀賞2点、優秀賞4点、佳作6点、努力賞37点が入賞作として選ばれた。(澤登滋)