11月に大分県で行われた王貞治杯九州学童軟式野球大会で優勝した東与賀少年(佐賀市)の選手たちが23日、市役所を訪れ、九州で頂点に立った喜びを坂井英隆市長に伝えた。
県代表として出場した東与賀少年は1回戦を5―3、準決勝を1―0で競り勝ち決勝に進出。決勝は打線が爆発し、松岡少年(大分)を7―3で下した。
決勝でマウンドに立った井上愛莉主将=東与賀小6年=は「最後の大会で優勝できてうれしかった。これからも野球を続け、女子プロ野球選手になりたい」と抱負を語った。副主将の中原瑞紀さん=同6年=は「7月の全国大会では初戦で敗退し悔しかったので優勝できて良かった。将来は甲子園で活躍する選手になりたい」と話した。
坂井市長は「小学校の集大成として素晴らしい結果を残された。今後も、勉強もスポーツも頑張って皆さんがさらに輝くよう応援しています」とねぎらった。(上田遊知)