プラネックスコミュニケーションズは、海外のどこからでも日本国内向けのウェブサービスを利用することができる「どこでも日本 VPN」(MHC-VM1)を、24日から発売することを発表した。 VPN(Virtual Private Network)を利用するための複雑な設定をあらかじめ済ませた状態で出荷されるもので、日本国内の自宅やオフィスにルーターとして設置することで、スマートフォンやタブレット、PCなどを海外で使う際にも、日本でしか使えなかったWebサービスを快適に使用することができる。 ちなみに海外の一部の国やホテルにおいては、利用できるWebサイトやWebサイトに制限がかけられていることもあり、日本で普段から使っている、GmailやFacebookなどのWebサービスを使えないこともあるそうだ。 そこで同サービスを使えば、制限がかかった国やホテルにおいても、日本と同様にWebサービスを利用できるようになるため、海外出張時にもストレスの少ない作業環境を確保できる。 同社はすでに、親機と子機による構成の「どこでも日本」を発売しているが、今回の製品では子機が不要な構成となっている。 ルーターとしての機能は、100BASE-TX、WANポート1基、LANポート4基など。本体価格には1年間分の接続サービス料が含まれており、端末の参考実勢価格は29,800円。2年目以降は年額1万円の接続サービス料金が必要となる。