駐車場を避難スポット化!三井のリパークが高機能自販機を設置 | RBB TODAY
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駐車場を避難スポット化!三井のリパークが高機能自販機を設置

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自動販売機でありながらも無料Wi-Fiスポット、デジタルサイネージ、外国人向けの多言語表示板、防災用備蓄庫などの機能を持つ「高機能自動販売機」(画像はプレスリリースより)
  • 自動販売機でありながらも無料Wi-Fiスポット、デジタルサイネージ、外国人向けの多言語表示板、防災用備蓄庫などの機能を持つ「高機能自動販売機」(画像はプレスリリースより)
  • 「高機能自動販売機」に搭載されている各種機能。災害時には貯蔵飲料を無償提供するほか、非常食や簡易トイレなどの備蓄品も設置されている(画像はプレスリリースより)
 三井不動産リアルティは23日、同社が提供する「三井のリパーク」駐車場に、Wi-Fiなどの各種ICTサービスを備えた「高機能自動販売機」を設置し、災害支援や観光客の利便性向上に役立つ地域貢献型拠点として展開していくことを発表した。

 「高機能自動販売機」の最大の特徴は、Wi-Fi基地局としてNTTグループのWi-Fiサービス「Do SPOT」を提供する点。1日最大60分(15分×4回)まで無料でインターネットに接続できるほか、災害時には時間制限なしで利用が可能になるため、安否確認や避難情報取得に役立てることができる。

 他にもニュースや災害情報、近隣駐車場の満車・空車情報などを提供するサイネージ機能、訪日外国人向けに駐車場の利用方法などを翻訳する多言語表示機能、災害時など停電になった場合でも無償で貯蔵飲料を提供できる災害支援機能などを搭載しており、災害時の避難スポットとして活用できる。

 同取り組みは三井不動産リアルティ、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTグループであるテルウェル東日本の3社による協業で行われる。三井不動産リアルティが土地や設備を、NTT西日本がネットワーク回線を提供。テルウェル東日本が「高機能自動販売機」の開発や設置を行う。

 今回を契機に、3社は協業契約を締結。今後はICTを活用し地域に貢献する「次世代型駐車場」の展開に向け、「安心・安全」「先進性」「環境配慮」「災害支援」の4つのキーワードを軸に、さらなる機能拡充や新サービスの検討を進めていくという。

 同取り組みの第一弾として、23日より兵庫県神戸市中央区内にある「三井のリパーク」栄町通第2駐車場に「高機能自動販売機」が設置される。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
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